関東近郊の食材を厳選。エディション銀座の秋ランチ
FOOD

2024.10.04

関東近郊の食材を厳選。エディション銀座の秋ランチ

銀座のメインストリートの1つ、中央通りにある「東京エディション銀座」。東京から約30km圏内の産地からこだわって選んだ食材でもてなすエディションの秋のランチコースをご紹介します。

関東の植物をイメージした緑の「Sophie at EDITION」

東京エディション銀座の14階に位置するフランス料理を提供するレストラン「Sophie at EDITION」へ。

レストラン内は、黄橙色の照明が柔らかな雰囲気を演出してくれます。スキップフロアになっていて、エレベーターを降りてすぐのところにはバーコーナーもあり、夜訪れてもムードが高まりそう。ひとつ下がると大きな窓に囲まれた、自然光が気持ちよく差し込む開放的な席になっていました。

フロアにより特徴が異なり、バーコーナー近くの椅子やカーテンはモスグリーン。大窓に囲まれたフロアは、スモーキーな黄緑になっていました。これらは、関東の植物をイメージしているそう。

ベルベットシートは同じでも洗練された鮮やかなブルーが印象的な東京エディション虎ノ門のThe Blue Roomとは全く異なる雰囲気で、エディションの魅力をまたひとつ知ることができました。

こちらはThe Blue Roomの店内

秋の旬を味わう3コースランチ

前菜、メイン、デザートを1品ずつ選べるプリフィックスコース。

わたしが選んだのはこちら。

前菜は、ケージフリーオーガニックエッグとレンズ豆のサラダ。軽くパリパリとしたカダイフと、中に隠れている温泉卵やほっくりと優しい味わいのレンズ豆を合わせて食べると食感が楽しい。

オレンジ色のソースは、かんずりを使用。七味と柚子を原料とした新潟の伝統的な香辛調味料で、味にメリハリを与えてくれます。

こちらは、平目のマリネ。

最後まで春菊の爽やかな味と香り、カブのシャキッとした食感を楽しめる、旬の野菜とお魚たっぷりの前菜でした。

メインは、低温調理した鬼の宝ポークのグリル。新潟のお米のお菓子を食べて育った豚で、力強く滋味あふれる味わいが特徴。

食欲をそそるスパイス感の強いソースと絡めると、重めの赤ワインともよく合います。

デザートは、ガトーマルジョレーヌ。アーモンドプラリネやヘーゼルナッツなどナッツ類をふんだんに使い秋らしさを演出したそう。夏の暑さが過ぎ、涼しくなった今日この頃、ホットコーヒーとよく合うデザートは、コースランチの締めに相応しい。

モダンブラッスリーを楽しむフリーフロー

Sophie at EDITIONは、ドレスコードがスマートカジュアルのモダンブラッスリー。

ビストロよりもカジュアルな雰囲気で、アルコールに合う料理を中心に用意しているということで、フリーフロー付きのランチコースにしました。

フリーフローの内容はこちら。

  • ●シャンパン
  • ●白ワイン
  • ●赤ワイン
  • ●ビール
  • ●ノンアルコールスパークリング
  • ●ジュース

赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンを使ったアルゼンチンのポピュラーなワインで、グラスに入れた瞬間、土の香りが立ち重めでお肉とよく合いました。

そのほかにも、少しアルコールを控えたいと伝えるとノンアルコールの赤ワインも提案してくれました。

ノンアルコールワインは、通常通り作られたワインからアルコールを除去するタイプと、発酵の工程が無いジュースに近いタイプとありますが、Sophie at EDITIONでは、アルコールアレルギーの方でも安心して飲めるように、後者のノンアルコールワインを提供しているそうです。

アルコールアレルギーの方は、アルコール除去しても発酵の過程で生まれる菌に反応してしまうとか。話してくださったのは、饒舌にワインの知識を教えてくれたソムリエさん。ホテルスタッフとゆっくり話せるこの時間もホテルランチの楽しみのひとつです。

半円のソファ席はお祝いの場面でも盛り上げてくれそう。スマートカジュアルで良いので、肩肘張らず気軽に足を運べるのも魅力です。

東京エディション銀座でのランチは、季節とホテルランチの特別感を存分に感じさせてくれる素敵なひとときでした。

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