海外旅は“体験型”でキレイを磨く!オーストラリア・メルボルンの美容事情
LIFESTYLE

2024.08.26

海外旅は“体験型”でキレイを磨く!オーストラリア・メルボルンの美容事情

オーガニックコスメ・ナチュラルコスメ先進国のオーストラリア。日本でもおなじみのジュリークやパーフェクトポーションなど大きなブランドから、数人規模で営んでいる“スモール・ビジネス”経営のブランドも成長しています。

さらに! もうひとつ注目したいのが、“体験型”の美容スポットがたくさんあることです。ヘアサロンと同じぐらいネイルサロンがありますし、日帰りで立ち寄れるデイスパ、ラグジュアリーなエステサロンなど、いろいろ。

そこで、メルボルンで見つけたセンスのいい、キレイになれるサロンを3つご紹介します。

メルボルン生まれ「イソップ」でリッチなフェイシャルエステ

イソップはここ、メルボルンで誕生しました。シティにも数店舗、他のエリアにもあり、ローカルはもちろん、この街を訪れる人は外せないビューティスポットのひとつです。これらの店舗のうちサウスヤラ店のみ、フェイシャルトリートメントの施術を受けることができ、さっそく予約をしました。

ちなみに、このサウスヤラというエリアは、メルボルンのなかでも特に感度の高い人たちが集まる場所で、ファッションやカフェ、アーティストのスタジオなどがたくさんあります。街を歩いているだけでも楽しいエリアです。

オーダーしたのは、60分のフェイシャルトリートメント。約束の時間の5分前にお店に入り、店員さんに予約している旨を伝えると、店内にあるお洒落なソファに案内されました。座り心地のいいソファに座っていると、白い器に入ったハーブティーをそっと出してくれました。少し経ったところで奥からひとりの女性がこちらにやってきました。彼女は何と日本人! 緊張の糸が一気に緩んだのは言うまでもありませんね。

トリートメントルームは店舗の奥にあり、プライベート感満載。大きなベッドが1台と、奥のまあるいライトがうっすらと部屋を照らしています。

トリートメント内容は、肌の状態とカウンセリングで決まります。保湿を中心としたメニューで、クレンジングにはじまり、オールハンドのマッサージ、ネック、デコルテまでしっかりとお手入れ。コリを感じている部分には圧がグっと入って、心地いい眠りを誘います。

トリートメントルームから出ると、また気持ちいいソファに案内されてお茶をいただきました。トリートメントをしていただいたエステティシャンの方とも話す時間があり、施術で使った製品の紹介、肌の状態を丁寧に教えていただき、最後にはサンプルサイズの化粧品いくつかいただきました。

お洒落エリアで、ノルウェー式の温泉を楽しむ!「Sense of Self」

アートスタジオやギャラリー、お洒落なカフェやレストラン、ショップが軒を連ねる、メルボルンきってのスノッブなエリア、フィッツロイとコリンウッド。ここに2021年に登場したのがとびきりモダンなデイスパ、「Sense of Self」です。創業者が長く暮らしたノルウェーで暮らした温泉(公衆浴場)をヒントにして建てられたそう。

@mikico1229

オーストラリアは日本のように湯船に浸かって1日の疲れをとるという習慣がなく、ほとんどの人がシャワーでさっと体を洗い流すだけなので、身体を温めたり、のんびりリラックスするという概念がありません。

エントランスにはサロンがセレクトしたスキンケアや水着、バッグが並んでいる

そんな中、数年前にオープンした「Sense of Self」でしたが、今までメルボルンになかった公衆浴場、しかもお洒落が好き、新しいものが好きな感度の高い人たちが集まるエリアだったということもあり、一気に注目されました。

横幅20メートルほどのあるプールのような浴場を中心に、左にはフィンランド式のサウナ、奥には丸く小さな冷水浴場、そしてトビラの奥にはソファやイス、テーブルがあります。さらにその先には、ハマムがあります。

メインとなる浴場は、39℃に設定されたミネラルバス。天井から小さな滝のように水が水面に落ちて、心地いい自然のサウンドが楽しめます。20分ほど身体を温めた後はサウナで整えましょう。汗をたくさんかいたところで、一気に冷水に浸かり体をクールダウン。設定温度は12℃と、日本のそれよりもかなり温度が低くなっているので気を付けて。

ちなみにハマムとは、トルコ式の公衆浴場のこと。ドアを開けるともわっとした蒸気が身体全体を瞬時に包み込み、まるで蒸し風呂のよう。室内は46℃に設定されていますが、蒸気に包まれているのでさほど熱さを感じません。ハマスを利用する場合は、予約時に「Sud & Mud Kit」の購入をします。ハマムのために特別に作られたソープやスクラブ、専用のグローブがキットになっていて、入浴しながら自身で全身をボディケア。

Sense of Selfは、大人が集うデイスパとなっていて、オープンの朝7時から12時まではQuite Timeとなっていて、おしゃべりが禁止。静寂に包まれながら、思い思いの時を過ごす、まさしくメディテーションの空間に。12時以降は友人たちとおしゃべりしながら楽しむことができます。

爪にやさしいヴィーガンネイルで指先美人「MISSY LUI」

オーストラリア人はネイルをするのが大好きです。美容室と同じぐらい、もしかしたらそれ以上にネイルサロンがたくさんあります。気軽に立ち寄れるリーズナブルなサロンから、アーティステックなデザインが得意のサロンなどいろいろ。

今回は、オーストラリアらしい、ブランドや成分などオーガニックにこだわったネイルサロンをピックアップ。

パリさながらの高級ブランドが軒を連ねるマルヴェンにある「MISSY LUI」は、オーガニック、ナチュラルブランドのネイルブランドを集め、爪にマイナスの成分を与える成分は不使用。さらに、医療グレードの衛生にこだわり、スタッフ全員が技術認定を受けているというこだわりよう。

トリートメントの種類が充実していて、爪の形や甘皮を整える「クラシックマニキュア」(65ドル)、ネイルケアだけでなく、温冷マッサージ、ディープ保湿ケアなどハンドケアがたっぷり堪能できる「ジャパニーズマニキュア」(105ドル)、クルエルティフリーをはじめとした10のフリー処方のヴィーガンジェル(90ドル~)などがあります。

ネイルカラーは、日本でも人気のNY生まれのビーガンネイルブランド「sundays」を用意。入口のドアを入って、左手の壁にディスプレイしてあるので、好きな色をひとつ選ぶことができます。丁寧なネイルケアに加えて、爪に負担がかからないようにベースコートも爪にやさしいものをチョイス。

施術中は、メルボルン生まれのナチュラルティーブランド「LOVE TEA」のサービスもあって、リラックスした雰囲気の中で施術が受けられます。スタッフのみなさんもフレンドリーで気軽に声をかけてくれて、とてもアットホームな雰囲気。

海外旅行に行くと、その国でしか購入できないコスメに出会うことができます。自分用にも、友だちのお土産にもぴったりなアイテムですが、今回紹介した体験型の美容は、自分だけのご褒美。キレイになれるし、思い出も作ることができますから、ぜひ予約をしてみては?

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