2024.07.21
【最新】セントーサ島の大人旅!ホテル&注目のスポット
シンガポール海峡を見下ろすセントーサ島の丘の上に位置する「ザ・アウトポスト・ホテル・セントーサ(The Outpost Hotel at Sentosa)」。シンガポールを中心に、世界各国でホテルやレジデンスを展開する「ファーイースト・ホスピタリティ」グループの傘下で、スタイリッシュな大人向けのホテルです。
チェックインカウンターに座っていると、ゴールドのパイナップルの容器に入ったウェルカムドリンクがお出迎え。
宿泊料金に含まれているミニバーはカスタマイズ形式で、ドリンクやスナックから5点を選べます。“自分だけのミニバー”を部屋に持ち込むことができるなんて、大人の粋な遊び心を感じますね!
シックなモノトーン調の客室
コンパクトなブティックホテルで、客室はすべて24平米の「デラックスルーム」仕様。滞在した客室は、海が見える「デラックスルーム シービュー」。大人2名+子供1名まで宿泊可能です。
私の部屋からは、パラワンビーチが目の前に見えました。
インテリアは白と黒を基調とした空間に、燻したようなゴールドとメタリックカラーの要素が添えられたモダンでシックな雰囲気。ターンダウンサービス用のピロー、着心地の良いバスローブ、特注のブレンドティー、「Nespresso」のコーヒーマシンがあります。
客室内で感激したのが、水の濾過システム。サステナブルへの取り組みにより、スタイリッシュな蛇口からキレイで美味しい水が出るようになっています!
シャワーはハンディシャワーとレインシャワーがあり、トイレはウォッシュレット機能付き。アメニティにはオーストラリアの美容ブランド「APPELLES Apothecary&Lab」が採用されています。
滞在の満足度を高めるパッケージステイ
2名利用でシンガポールドル(SGD)1,079以上のデラックスルームに2泊以上する場合に利用できる「エクスペリエンス モア(Xperience More)」は、その名の通り“体験”に重きを置いた宿泊パッケージ(*)。
このパッケージを利用すると、海洋遺産のアドベンチャーRHIBライド(60分)体験、バンジージャンプorジャイアントスイング+カクテル体験、アフタヌーンティー体験(フリーフロー/14時~17時)の3つから1つを選択可能。
さらに、ルーフトップエリアにあるレストラン「ソル&オラ(Sol & Ora)」での朝食、プレミアムドリンクとスナックから選べるミニバー、ビーチクラブでのアルコールを含むドリンクとお食事のシンガポールドル(SGD)100バウチャーがセットになっています。セントーサ島のアトラクションや飲食店も、最大30%割引となるそう。
(*)……1.予約期間:2024年1月25日~2024年12月23日、宿泊期間 予約期間:2024年2月1日~2024年12月31日
敷地内のフレンチカフェでアフタヌーンティー
私はアフタヌーンティ体験を選んだので、チェックイン後、さっそくカフェへ。
バラエティー豊富な料理のレストランが軒を連ねる「メス・ホール(Mess Hall)」の中庭に面した1階にあるフレンチカフェ「フォーブル(Le Faubourg)」は、ガレット、クロック(グリルチーズのサンドイッチ)、タルト・フランベ(フランス式ピザ)などがいただける空間。
メニューにはスイーツもセイボリーもあり、フリーフローで好きなものを好きなだけ注文できるスタイル。私はワッフルやアボカドトーストをいただきました。南国のフルーツも、リゾート気分を高めます。
セントーサ島で唯一の大人専用の屋上プール&バー
サンセットの時間には、セントーサ島で唯一の大人(16歳以上)専用のルーフトッププールとデイクラブ「ワン・アルティテュード・コースト(1-Altitude Coast)」へ。
地平線を望む海辺の景色が一望でき、シロソビーチで開催される夜の花火も見えるスポット。
プール階のレストラン「ソル&オラ」では、ビュッフェスタイルの朝食もサーブされています。
朝食後には、水中で行われるエクササイズのレッスン「アクアボクササイズとタバタクラス(Aqua boxing and tabata class)」にも参加して、ヘルシーな滞在を満喫できました。
2024年春オープン!没入型のデジタルアート体験ができる遊歩道
「ザ・アウトポスト・ホテル・セントーサ」は、立地の良さも大きな魅力。ビーチステーションやビーチまでわずか数分なので、セントーサ島内を散策する便利な拠点と言えます。
2024年3月にオープンしたばかりの「セントーサ・センサリスケープ(Sentosa Sensoryscape)」は、「リゾート・ワールド・セントーサ」とビーチをつなぐ350mの体感型の遊歩道。
インタラクティブな光のアートや、AR(拡張現実技術)を用いた仮想世界など、最先端のテクノロジーと、南国らしい木々など自然が融合した最新の体験型アトラクションで、無料とは思えないほど。ホテルから徒歩5分で行けるので、夜のライトアップ後に、デジタルアートを体験してみては?
ピンクと紫のネオンが輝く、ビーチフロントのクラブ
増えているビーチクラブの中でも、2023年にシロソビーチにオープンした「ティプシー・ユニコーン(Tipsy Unicorn)」が話題。ユニコーンにパープルやピンクを基調にしたコンセプトのビーチクラブで、特に女子旅やカップルにおすすめしたいスポットです。毎月、国内外のDJがステージに立ち、ポップ・ヒットからハウス、エレクトロニック・ミュージックまで、あらゆるジャンルの音楽がかかるそう。
19,000平方フィートの広大さで、オーシャンビューのバー、ジャグジー付きのプライベート・スイート、屋上の屋外ワークアウト・エリアがあります。
より海の近くで過ごすなら、砂浜エリアにあるストライプのラウンジ・ベッドへ。どの屋外席からも水平線がよく見えるので、特に日没時にキープしたいシート。
雰囲気だけの場所と思われがちですが、新鮮なシーフード、シンガポールの名物料理のラクサや、パスタ、ハンバーガーなどがいただけて、味は本格派。ピンクやパープル、オレンジなどの色が使われていて、“Tipsy”らしさ全開! もちろん、ベジタリアンやビーガン対応のメニュー、日本食をアレンジしたメニューもあります。
2階にはプライベート・ジャグジー、カラオケ設備、バーなどがあるスイートルームまで完備。富裕層が住むセントーサの、華やかなパーティシーンを彩ります。
パーソナルな体験を楽しめるスタイリッシュな隠れ家「ザ・アウトポスト・ホテル・セントーサ」を起点に、セントーサ島の新スポットを満喫してみては?
ビューティ・スパ&トラベルライター/Yuki Link Pte.Ltd.代表(シンガポール法人)大学卒業後、女性誌・書籍・ウェブなどで取材・執筆を行うほか、TV・ラジオ出演、美容イベントMC、美容セミナー・ライター講座の講師など、美&旅を軸に15年以上活動中。アメリカN.Yなどへの留学経験があり、コロナ禍前の数年間は毎月、飛行機・ホテル・観光などのトラベル取材で国内外を巡ってきたジェットセッター。“旅=美を磨くためのエッセンス”と捉え、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材も多く行う。■Coffret web:https://coffretweb.net/
■Instagram:@yukiishihara1112
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