SERIAL STORY

2024.09.11

スパイスの香りと楽しむ マサラアイスティー

世界各国の家庭料理から伝統料理まで学ぶことができる料理教室『ニキズキッチン』から、先生をお招きして、その国ならではの簡単レシピを教えてもらいます。副菜からメインまで簡単なプロセスで作ることができるのでぜひお試しを!

第4回目は、インド料理教室を担当するアルティ先生による「マサラアイスティー」です。

「マサラ」とはスパイスのこと。マサラアイスティーはスパイスが入った紅茶を指します。インドと言えば、紅茶と言っても過言ではないほどですが、本場でいただくアイスティーは少しハードルが高く感じてしまうかもしれません。今回はスパイスの扱い方に慣れていないという人でも作れるアイスティーの作り方をご紹介いただきました。

材料とつくり方>

材料(2人分)
・紅茶葉 大さじ1
・水 2カップ
・牛乳 (お好みで)
・砂糖 大さじ1.5程度
・生姜 1インチ
・黒胡椒 6粒
・シナモンスティック 1インチ
・カルダモン 5個


【1】鍋に水を沸かし、生姜、黒胡椒、シナモンスティック、カルダモンを加え、中火で5分間煮ます。紅茶葉と砂糖を加え、さらに2分間煮ます。

【2】火を止め、鍋に蓋をして5分間休ませます。

【3】スパイスを取り除くために茶こしでティーを濾したあと、冷蔵庫で冷やします。

【4】いただく際は氷に入ったグラスに注ぎ、ティーを注ぎます。お好みで牛乳を加えて、軽く混ぜてからいただきます。

生姜を入れる際は粗みじん切りにします。飲む際は濾すのであまり大きさは気にしなくて良さそうです。「煮る」という点についてはどの程度が良いのか気になるところですが、わりとぐつぐつと煮る形で問題ありません。

また、茶葉によって濃さが変わるので、アルティ先生も「最初はいろんな茶葉を試しました」とのこと。茶葉は大さじ1とありますが心配な方は、最初は少なめでも良いかもしれません。砂糖については好みで増やしたり、減らしたりしてみてくださいね。
ストレートでいただくとスッキリ、牛乳を入れるとこっくりとした味わいに加わります。どちらもぜひお試しを!


Arti先生
インド西部マハラシュトラ州生まれ。実家はスパイス屋を営む。幼少期は35人の家族と共に5階建の家で暮らし、毎食の料理を母や祖母と作っている中で料理の腕を磨く。インド料理ではスパイスやマサラがキー。鮮度や産地、品種によってスパイスの出来が異なるため、経験が重要となるが、そんなスパイス作りも自身で行っている。 


レシピ協力/ニキズキッチン

取材・文/ふくだりょうこ
撮影/Paloma Benito

>>ガーリックシュリンプ
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