目的別&利便性で選んだタイ・バンコクで訪れたい最強パワースポット5つ
LIFESTYLE

2024.07.04

目的別&利便性で選んだタイ・バンコクで訪れたい最強パワースポット5つ

敬虔な仏教徒が多い国・タイでは、至るところで光り輝く寺院や神様が祀られています。 今回は、バンコク市内中心部にある、短期旅行でも立ち寄りやすいパワースポットを、目的に合わせてご紹介します。

駅近の強力パワースポット「プラ・プロム」

BTS(スカイトレイン)チットロム駅すぐのホテル「グランドハイアット・エラワン・ホテル」の前にあるヒンドゥー教の祠(ほこら)「プラ・プロム(エラワン廟/Phra Phrom /Erawan Shrine)」は、国内外からの参拝者で賑わうバンコク屈指のパワースポット。

ヒンドゥー教の三大神の一つである「ブラフマー」(宇宙の創造を司る神)が祀られています。

1953年に「グランドハイアット・エラワン・ホテル」の建設が始まりましたが、当時事故が多発して工事がなかなか進まなかったそう。そこで占星術師に指示を仰いだところ、ブラフマーを祀る祠を設けるよう勧められ、その言葉に従ったところ、その後は事故が起こらずスムーズに工事が進んだという逸話があります。

そんなエピソードから、“願いが叶う神様”として人々に知れ渡り、病気平癒や家内安全から金運、人気運UPなどの願いを叶えるべく、多くの人々が訪れるようになりました。観光客がお参りしやすい駅近にある、便利なパワースポットです。

プラ・プロム(エラワン廟/Phra Phrom /Erawan Shrine)
Rachaprasong, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330

女性に大人気! 美と幸運の女神「ラクシュミー」

チットロム駅の近くには、他にもパワースポットが点在しています。買い物の合間に訪れることができる、特に女性人気の高いスポットが「ラクシュミー(Lakshmi Shrine)」

駅と商業施設を結ぶスカイウォークを「セントラルワールド」方面に歩くと、途中にグルメやショッピングを満喫できる商業施設「ゲイソンヴィレッジ」の入り口(2階)があります。

中に入りしばらく歩くと、ラクシュミー像にアクセスできる専用のエレベーターがあり、4階のテラスへ出ると、そこには幸運・美・豊穣を司るヒンドゥー教の女神ラクシュミーが!

美容の神様とされているだけに、お供え物はピンクだらけで、なんとも可愛く華やかな雰囲気。

撮影時は夕暮れ時で参拝の最終時間が迫っていましたが、ピンク色のファッションに身を包み、ピンク色のお線香を手に熱心に祈っている参拝者であふれていました。本気でお祈りをしたい方は、ぜひピンク色を身につけ、お花やお供物を揃えてお祈りに行くと良いでしょう。

■ラクシュミー(Lakshmi Shrine)
999 Phloen Chit Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330 タイ

恋愛成就&学問の祈願なら、「トリムルティの祠&ガネーシャ像」

バンコク市内でも指折りの大型ショッピングモール「セントラルワールド」の前に鎮座する「トリムルティ(Ganesh Shrine)」は、ヒンドゥー教における三大神、創造の神・ブラフマー、維持の神・ヴィシュヌ、破壊の神・シヴァが一体化した神様といわれています。

元来は商売繁盛を祈る神として知られていましたが、最近ではバンコク最強の恋愛成就の神様として、お参りする人の絶えない場所。

トリムルティに神様が舞い降りるのは、毎週木曜日の夜9時半だそうで、赤いバラ9本と線香9本をお供えすると効果絶大とのこと。なぜ9本かというと、3面の神様に同じ本数ずつお供えでき、さらに“9”はタイでは縁起の良い数字だから。お祈りの内容は、できるだけ具体的に伝えると、叶う確率も上がるそうです。

■トリムルティ(Ganesh Shrine)
2978 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330

一方、隣に並ぶ「ガネーシャ像」は、勉学と芸術、商業の神様。受験シーズンには、参拝する学生たちで賑わいます。

バンコクから車で約1時間かかる場所にあるピンク色のガネーシャ「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」と同じ富の神様です。バンコク旅行を短期で楽しむ方は、気軽に立ち寄れる、こちらの金色のガネーシャを訪れてみては?

病気治癒にご利益!「チャオメー・クアン・イム神社」

バンコクのチャイナタウン、ヤワラー地区にある寺院「チャオメー・クアン・イム神社(Chao Mae Kuan Im Shrine /Thian Fah Foundation)」は、1908年にタイで成功をおさめた大富豪の中国人6名によって造られた、ティアンファー財団(天華醫院)の敷地内に800年前からある神社。

1958年に中国から運ばれた観音像が祀られ、病気治癒にご利益があるとされる神社の一つとして人気があるそう。

この財団は、経済的に恵まれない人たちの治療を目的に建てられた病院の運営なども行っている、社会的意義の高い財団。

敷地内には現在も治療院があり、近づいてみると漢方の香りが漂います。

■チャオメー・クアン・イム神社(Chao Mae Kuan Im Shrine /Thian Fah Foundation)
Khwaeng Samphanthawong, Khet Samphanthawong, Bangkok 10100

輝く仏像を拝んで金運上昇!「ワット・トライミット」

MRT(地下鉄)フアランポーン駅から徒歩10分ほどの場所、チャイナタウンのヤワラー通りの端にある寺院「ワット・トライミット(黄金仏寺院/Wat Trimit)」には、約700年前に造られたといわれる、珍しい黄金の仏像があります。

ワット・トライミットの前身は、もともと1238年に建立された「ワット・プラヤーグライ」という寺院で、当時は華僑の方々に親しまれていたものの、1953年に取り壊しが決まりました。その解体工事の最中に、5.5トンの重い仏像が落下して、漆喰が割れてしまったことで、中から黄金の仏像が現れたといわれています。

当時、侵略を受けたビルマからの強奪を防ぐために漆喰に埋められていたため、誰にも気づかれなかったとか。その後、黄金の仏像が発見されたことで現在のワット・トライミットが建設され、今では世界中からお参りにくるお寺になりました。

もちろん、バンコク市内にも黄金に輝く仏像が安置されているお寺はたくさんありますが、基本的には金箔でコーティングした仏像。一方、このワット・トライミットに安置されている仏像は、本物の金でできた仏像ということで、本殿の中には黄金の仏像にあやかった金運に関するお守りグッズが販売されています。

■ワット・トライミット(黄金仏寺院/Wat Trimit)
Thanon Mittaphap Thai-China, Talat Noi, Samphanthawong, Bangkok 10100

バンコク市内には、中心部だけを巡っても、さまざまな目的に合わせたご利益のあるパワースポットが点在しています。複数箇所を巡って運気アップを図って、バンコク旅を充実させてみては?

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