2024.06.01
リニューアル直後の客室をレポ!名門「ヒルトングアム・リゾート&スパ」
1年中、海やプールに入ることのできる常夏の島・グアム。
5月1日より東京・羽田空港から深夜便が就航され、さらに便利に渡航できるようになりました。日本から約3時間半、時差も+1時間のみなので、金曜の仕事終わりから2泊4日、1泊3日などの弾丸スケジュールでも、初日から最終日まで、思いっきり遊べるのが魅力!
グアムのタモンベイの南端、空港からホテルまで車で約15分に位置する「Hilton Guam Resort & Spa(ヒルトングアム・リゾート&スパ)」は、目の前に美しい珊瑚礁のビーチが広がるリゾートホテルです。
海が見える、リニューアル直後の客室に宿泊
メイン、プレミア、タシと、広大な大自然の中で存在感を放つ3つのタワーがあり、ゲストのニーズに合わせたサービスが提供されています。
今回の滞在では、2024年3月に改修が完了したプレミアタワーの客室「プレミアオーシャンビュー(ツイン) $275〜(1室2名/宿泊税11%別・サービス料込)」に宿泊。タモン湾を見渡す高層タワー内にあり、35平米以上と、ゆとりある広さです。
洗面台はダブルシンクで、もちろんバスタブ付き。朝の身支度もスピーディに完了しました。
朝は、差し込む朝日と、静けさの中に響くニワトリの鳴き声で目が覚め、大自然の中にいることを実感。
クラブラウンジのバルコニーで海風を感じて
プレミアタワー内でゆっくり絶景が楽しめるスポットは、なんと言っても7階の「 Premier executive lounge(プレミアエグゼクティブラウンジ)」。
プレミアエグゼクティブ、プレミアスイート、プレミアエグゼクティブスイート、プレジデンシャルスイートの宿泊ゲストは1日を通して入室でき、コンチネンタルブレックファスト、アフタヌーンティー、カクテルサービスと、時間に合わせ、軽食とドリンクがいただけます。
夕刻のカクテルタイムには、しばしバルコニーに出て、移りゆく空や海の表情を眺めるのもおすすめ。
ファミリーで思いっきり遊べる、5つのプール
屋外には、目的に合わせた5つのプールがあります。
メインプールをはじめ、海や恋人岬が一望できるインフィニティプール、小さなお子さんがはしゃげるキッズプール、バスケットゴールやバレーボールのネットが設置されたアクティビティプールまで! ウォータースライダーは、身長120cm以上であれば、大人と一緒に利用可能です。
プールサイドの「ツリーバー」は、オープンエアーのバー。冷たいドリンクや軽食があり、プールやビーチで水遊びをした後は、水着のままで立ち寄れます。
海を眺められるインフィニティープールの隣には、アクティブに過ごした後に体をほぐせるジャグジーも完備。トロピカルな南国の雰囲気に浸れます。1日を通して思いっきり遊べますね!
有名シェフのレストランでご褒美ディナーを
ホテル内に5つのレストランがありますが、夕食は、プレミアタワー 1階の「Roy’s Restaurant(ロイズ・レストラン)」へ。
アメリカでベストシェフの1人と言われるロイ・ヤマグチ氏がプロデュースした、フレンチ×アジアンを融合させたフュージョン料理だけに、シーフードプレートの付け合わせのライスは、“おにぎり”の形!
クラブケーキは蟹肉がたっぷり。
ビーフステーキは肉汁がじゅわっとあふれるジューシーなお味。
今回は、アラカルトメニューでしたが、コースディナーやキッズプレートもあります。グアムの新鮮食材を、オリジナリティあふれるアレンジでいただきました。
ビュッフェや24時間営業のカフェなど食の選択肢は豊富
翌朝はメインタワーのロビー階下に位置する「Islander Terrace(アイランダーテラス)」にて、カジュアルブュッフェスタイルの朝食をいただきます。
トロピカルな雰囲気で、朝のエネルギーチャージにぴったり。
ディナーのナイトビュッフェ、日曜日限定のサンデーブランチも好評だそうで、特にファミリーにおすすめです。
さらに、ロビー内にある「Caffe Cino(カフェチーノ)」は、コーヒーやジュース、アルコール類、焼きたてのペストリーやスイーツ、サンドイッチなどが揃うカフェ。
近くを通ると、コーヒーの香りが漂います。
コンセントがあるチェアからソファまであり、目的に合わせて気軽にくつろげます。
そして、なんとこちらのカフェは24時間営業! グアムから日本へは深夜、早朝便のフライトも多いですが、早朝の出発前にコーヒーを購入したり、チェックイン前の時間にくつろいだりと、選択肢が限られている時間に活用できるのが嬉しいですね。
優雅な時間が流れる「タシ」&オーシャンフロントのスパ
プレミアタワーの逆サイドにある「タシ」タワーは、波の音が聞こえるほど海が近く、より“非日常”な体験ができるリゾート空間。 お部屋にいても、窓を開ければ心地よい波音が聴こえる南国感たっぷりのタワーです。
“Tasi”とは、チャモロ語(グアム・北マリアナ諸島の母語)で“海”を意味する言葉で、グアムの優雅で壮大な海をより身近に感じられるようにと、名付けられたとか。
明るい日差しが差し込む「THE TASI ラウンジ」は、タシタワーオーシャンビュー、タシタワースイート、タシエグゼクティブスイートの宿泊ゲストが利用できるラウンジ。4階までの吹き抜けの空間に、まっすぐにのびるヤシの木が印象的。
さて、今回、私が「タシ」を訪れたのは、「SPA ayualam(スパ アユアラン)」のトリートメントが目的。“こころ”と“わざ”の両面からアプローチする、オリジナル手技が特長です。
自然光の入る、明るい広々としたトリートメントルームに入ると、リゾート気分あふれるフラワーバスが目に入ります。
今回受けたメニューは、2024年4月より新たにスタートしたボディメニュー「Luxury Body Retreat(60分:$140+税/サービス料など)」。
足湯の後、シグニーチャー・リラクゼーションマッサージに、ボディーラップまたは、ボディースクラブを選択。
肌のざらつきをケアしたり、透明感をアップさせたい方はボディースクラブがおすすめ。日焼けをしている方は、刺激を与えないボディーラップがベター。アロエのペーストがひんやりと心地よく、鎮静や保湿効果を感じられるはず。
タモン湾が一望できるラウンジは、私の一推しのスポット! トリートメントの後は、明るい陽が射し込むラウンジでゆったりハーブティを楽しみましょう。海を眺めながら座っているだけで癒やされます。
恋人岬や紺碧の太平洋を一望できる「Hilton Guam Resort & Spa」。極上のロケーションで、アクティブな滞在を満喫してみては?
ビューティ・スパ&トラベルライター/Yuki Link Pte.Ltd.代表(シンガポール法人)大学卒業後、女性誌・書籍・ウェブなどで取材・執筆を行うほか、TV・ラジオ出演、美容イベントMC、美容セミナー・ライター講座の講師など、美&旅を軸に15年以上活動中。アメリカN.Yなどへの留学経験があり、コロナ禍前の数年間は毎月、飛行機・ホテル・観光などのトラベル取材で国内外を巡ってきたジェットセッター。“旅=美を磨くためのエッセンス”と捉え、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材も多く行う。■Coffret web:https://coffretweb.net/
■Instagram:@yukiishihara1112
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