2024.04.17
【2024年版】那覇随一!人気の「国際通り」グルメ&お土産ショップ5選
那覇市の中心部に約1.6kmにわたるメインストリート、国際通り。国際通りを中心に路地裏の通りには、お土産ショップから手頃に楽しめるグルメまで、魅力的なスポットが満載!
珍しい沖縄食材が集まる、新装オープンした第一牧志公設市場や、「裏国際通り」と呼ばれる浮島通りなど、個性派ショップが集まるエリアをお散歩してみては?
那覇滞在中に一度は食べたい、沖縄そば専門店「金月そば」
沖縄滞在中に一度は目にする、“沖縄そば”のお店。中でも、国際通り周辺でおすすめしたいのが「国際通りのれん街」にある「金月(きんちち)そば」。
店前に列ができている人気店で、券売機で現金購入するスタイル。観光客だけでなく、地元の方々にも愛されるお店です。
私も並んで入店し、1日限定15食の「本ソーキそば(1,300円)」を狙っていましたが、残念ながらすでに売り切れ。お店の方におすすめを聞き「炙り軟骨ソーキそば(900円)」を注文しました。
沖縄そばは、“そば”と言ってもそば粉ではなく、小麦粉が使われているのが特徴。“ソーキ”とは豚あばら肉=スペアリブのことで、「金月そば」では、この豚あばら骨の付け根に位置する軟骨と、その周りのお肉を使用しているとか。
甘ダレでトロトロになるまで長時間煮込まれた軟骨は絶品! さらにバーナーで炙ることで、旨味が引き出されるそう。この軟骨ソーキと、毎日、8種の魚節でていねいにとられた薫り高く濃厚な黄金出汁、もっちもちの太麵がよく絡んで、美味しさ倍増です。
お店は創業57年の老舗の「むつみ食堂」の姿を残してリニューアルされた、どこか懐かしい空間です。
沖縄の食材&グルメがずらりと並ぶ、見応えたっぷりの市場
国際通りに行ったら外せないのは、「那覇市第一牧志公設市場」。通りのほぼ真ん中に位置するむつみ橋交差点から、アーケード街を数分ほど歩くと見えてきます。2023年3月にリニューアルオープンされたとあって、吹き抜けの開放的な建物からは“市場”らしからぬ明るくクリーンな印象を受けました。
市場には入口が9ヶ所あり、1階には鮮魚店や精肉店、漬物店、土産店など約50店舗が集結!
沖縄ならではの食材や、沖縄の方言で書かれた商品札などがあり、見ているだけでも楽しいエリアです。鮮魚コーナーで特に目立つのが、赤や青のカラフルな魚や、生きたままで売られる大きな伊勢エビ。
精肉店では、沖縄の食卓には欠かせない豚肉のほかに、石垣牛やもとぶ牛などの県産和牛、ラフテー(豚の角煮)といった加工品などが並びます。
沖縄では「豚は鳴き声以外すべて食べる」といわれているほどで、ほとんどの部位が食材になります。テビチ(豚足)はもちろん、チラガー(豚の顔の皮)、中味(豚の内臓)なども販売されているので驚きです!
2階は食堂などの飲食店エリアで、1階で購入した食材を調理していただける店舗もあるとのこと(店舗へ要確認)。連日多くの観光客でにぎわっています。
沖縄生まれの梅菓子「スッパイマン」で塩分&クエン酸チャージ
黄色と赤色のカラーリングに、アメコミ風のキャラクターが描かれた甘酸っぱい乾燥梅のお菓子「スッパイマン」。
沖縄発祥の、お土産として定評のあるお菓子で、2022年にオープンした「スッパイマンショップ国際通り店」は、沖縄×アメリカ×チャンプルーがテーマの店舗デザイン。国際通りの真ん中で目をひく存在です。
沖縄を代表するバンド・BEGINとコラボレーションした「スッパイマン×ビギンレンジャー」やスッパイマンの「ミミガージャーキー」「ふりかけ」「ドレッシング」「いか天」など、普段なかなか手に入らない商品が揃っています。
もともと、梅干しは食塩、クエン酸ナトリウムなどの栄養素が含まれることが知られていますが、女性にとっての必須成分である、食物繊維、カルシウム、鉄分も豊富で抗酸化作用もあります。観光や海遊びの疲労回復や熱中症対策、エイジングケアにもおすすめです。
フードのほかにも、Tシャツなどのアパレル製品や、雑貨類までキッチュかつ実用的なアイテムが揃っています(2023年、美浜アメリカンヴィレッジにもショップがオープン!)。
ノスタルジーに浸れる、レトロな雑貨店「じーさーかす」
国際通りから浮島通りに一歩入ると見えてくるかわら屋根の一戸建ての店舗が、雑貨店「じーさーかす」。2011年から続くお店で、店舗名はオーナーの友人が商標登録したものを譲り受けたのだとか。
古い民家をそのまま活用したドアのないショップの中には、オーナーが集めたヴィンテージ雑貨が、ところ狭しと並びます。
パッケージに沖縄の方言が書かれた沖縄特産の黒糖やウコンなどが用いられたコーヒーや、昔のオリオンビールのオリオンビール缶バッジ(50円)などは、お土産におすすめ。他にも、日本やアメリカなどの昔懐かしい雑貨が揃います。
観光客だけでなく、地元の方にも人気のお店。私が店内を見て回っている時に、学校帰りと思われる地元の男子小学生のグループが、慣れた手つきでシールを購入していました。それぞれ20〜30円から購入できるので、お小遣いで楽しめますよね。
店内にいると、昭和にタイムスリップしたような気持ちになり、あっという間に時間が経ってしまいます。懐かしく、暖かい気持ちになれるお店でした。
手作りの“ポークたまごおにぎり”の専門店「ポーたま」
沖縄の食文化であるポークたまごおにぎりは、香ばしく焼いたスパムと薄焼き卵をおにぎりで挟んだもの。沖縄ではどのコンビニにも、お弁当屋さんにも並ぶソウルフードです。
国際通りからすぐの「ポーたま 牧志市場店」は、イートインスペースのある路地裏のお店。
注文が入ってから、ひとつひとつ手作りするので、時間によってはかなり並びますが、出来立てのおにぎりをいただけます。
プレーンなものから、沖縄のおかずがトッピングされたものまで、種類豊富。私は牧志市場店限定の「チキナー(650円)」と「もずくスープ(350円)」をオーダー。チキナーとは沖縄の方言で、塩漬けのからし菜のこと。
スパムと卵のまったり感と、チキナーのシャキッと感触がマッチした絶妙な味わい。空港店は長蛇の列なので、街中のお店を狙うのがおすすめです。
老舗店から新しく注目されているお店まで、多種多様なお店が軒を連ねる、那覇の国際通り周辺。最新情報も把握しながら、那覇の街歩きを存分に楽しんでくださいね!
ビューティ・スパ&トラベルライター/Yuki Link Pte.Ltd.代表(シンガポール法人)大学卒業後、女性誌・書籍・ウェブなどで取材・執筆を行うほか、TV・ラジオ出演、美容イベントMC、美容セミナー・ライター講座の講師など、美&旅を軸に15年以上活動中。アメリカN.Yなどへの留学経験があり、コロナ禍前の数年間は毎月、飛行機・ホテル・観光などのトラベル取材で国内外を巡ってきたジェットセッター。“旅=美を磨くためのエッセンス”と捉え、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材も多く行う。■Coffret web:https://coffretweb.net/
■Instagram:@yukiishihara1112
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