ネイル業界を支える欠かせない存在「TAT」の国本望さんにインタビュー
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ネイルを長く楽しみながら地爪の健康もケアしていく【ネイルプロテクト】。キレイ/ネイルでは、この新しいコンセプトをテーマに、ネイルのお悩みを解消する注目の製品情報や、ネイルプロテクトを実践する業界のプロフェッショナル、ネイル好きの著名人のインタビューなどをお届けします。
今回は、ネイリストやネイルサロンなどに材料を販売するネイル用品専門商社である、「株式会社TAT(ティー エー ティー)」の国本望さんが登場。一般的にはあまり知られていないネイルディーラーという仕事について、どんな想いで日々仕事に取り組んでいるのか、また今後のネイル業界の発展のためにしていきたいことなどをお伺いしました。
お客様を大切にして、ネイル業界のために尽くすことが使命
ーーTATの事業内容について教えてください。
ネイルサロン様へ商品を卸すネイルディーラーとして、32,000点ほどのアイテムを取り扱うほか、サロン様へのコンサルも行っています。ネイル商材の販売だけでなく、お客様に選ばれてリピーターになっていただくためのサポートなども大切な業務ですね。
ーー国本さんはTATの商品部で働かれているそうですが、具体的にどのようなお仕事内容なのでしょうか。
メーカーさんの商品の管理や販売のほか、プライベートブランドの開発も手がけています。弊社のプライベートブランドの「SHAREYDVA(シャレドワ)」は、現在ネイリストを目指している方からサロンオーナー様まで、それぞれのニーズに合わせた幅広い商品を開発することがコンセプトです。ネイルスクールに通っている学生さんには検定の時に必要になるアイテム、プロのネイリストの方にはお客様の施術で使うアイテムというように、ネイルに携わるすべての方に寄り添えるブランドを目指して商品設計を行っています。
開発にあたって、ケア商品だったら実際に社内で試して担当者に感想を伝えたりしますが、ネイルマシーンなどの主にサロンでの施術として使う商品は、サロンワークをしているスタッフに試してもらって、改善ポイントなどの要望があればフィードバックしてもらっています。開発している側としては、実際に現場で働いているスタッフからのリアルな声が聞けるのは助かっていますね。開発期間はまちまちですが、納得いくものが完成するまでに1〜2年かかることもあります。
ーー働く上で心がけていることはありますか?
創業者である先代からかけられた言葉が、今でも心に残っていますね。「お客様が困っていたら、仕事としてではなく、自分の身近な人が困っているとしたらどうするかを考えて行動しなさい。自分の家族や友人だったらどういう対応をするか、自分のお金だったらどうするかという視点を持って仕事をするべきだ」と言われたんです。若い頃はあまりピンとこなかったんですが、年齢を重ねるにつれて、仕事へのあるべき姿勢を教えていただいていたんだなと気づきました。
それにこの言葉って、うちのクレドなんです。TATには従業員が心がけるクレドという16の行動指針があるんですが、お客様や仲間を大切にすることなどが明確に記されています。お取引先様やお客様があってこそ成り立つお仕事ですので、私もしっかりと胸に刻んで目の前のお仕事に取り組んでいます。
ーー国内外からさまざまな魅力的な商材が販売されていますが、TATでお取り扱いするアイテムはどのように選定していますか?
売れる商品ということだけでなく、その商品を通してネイル業界の発展にどう貢献していけるのかというところまで掘り下げてセレクトしています。
その上で、メーカーさんがどのような想いでその商品を作っているのか、ネイリストのみなさまに喜んでいただける商品なのかどうかをシビアに判断しています。なので、お取り引きにあたっては直接メーカーさんとお会いして、しっかりとお話しを聞かせていただくことを大切にしています。
これまでにないアプローチに魅力を感じた「TITANAIL PRO(チタネイル プロ)」
ーー国本さんは、今までたくさんのネイル商材を見て試してこられたかと思いますが、「TITANAIL PRO」を使ってみていかがでしたか?
爪を守りながらジェルネイルができるアイテムということに、まず魅力を感じました。そしてなんといっても “光触媒技術”を取り入れた点が新しいですね! これまでのネイル商材にはなかったアプローチに感動しました。
私自身は、TITANAIL PROを使うことで、硬化熱を感じなかったのがすごいなと。そもそも硬化熱を感じる時点で爪にダメージがあるということなので、そこがカバーできるのは嬉しいですね。多くの方が、硬化熱って我慢するもので、ジェルネイルをする以上、爪が少々傷むのも仕方がないことだと諦めているのではないかと思うんです。こういったこれまで諦めていたお困りごとに寄り添ってくれるTITANAIL PROは画期的だし、より健康的な爪の状態でネイルを楽しめるのではないでしょうか。
「グリーンネイルの原因となる様々な菌にも有効」と聞いた時は、本当かなって思ったんですけど(笑)。そういった疑問に対してもきちんと全ての情報を開示して、エビデンス付きでお答えしてくださるので、私たちも商品への信頼が高まるし、自信を持っておすすめできますね。
ーーそのほかに国本さんがお気に入りのアイテムを教えてください。
手前味噌ですが、自社ブランド「SHAREYDVA(シャレドワ)」のロールオンネイルオイルがおすすめです。“持っているだけでワクワクするもの”をテーマに、見た目も成分も香りにもこだわって作りました。香りは、ラベンダー&ティーツリー、グリーンティ、ローズの3種類があるので、お好みのものが見つかると思います。
ロールオンタイプなので塗りやすいし、大きさもコンパクトで持ち運びに便利なんです。店頭に並べてもディスプレイとして映えるように、外箱もすごくおしゃれなデザインにしています。
爪周りは乾燥しやすいので、専用アイテムでのお手入れを習慣にしてほしいですね。
ネイル業界のために啓蒙活動をしていきたい
ーー今後ネイル業界がもっと発展していくために、どんなことをしていきたいですか?
日本だとネイルサロンは、おしゃれな方や若い方だったり、まだまだ限られた人だけが行く場所になっていますが、アメリカだと年配の方も、ネイルケアをするために足を運んでいるんですよね。
ネイルというと、アートなどファッション的なイメージがどうしても強いかもしれませんが、ネイルが楽しめるのも爪が健康であってこそなんです。爪が弱くなって割れたりすると、水がしみたりなど日常生活にも影響が出ますし、ジェルネイルを楽しんでいる人もしばらくお休みしなければいけません。そのためにも、サロンでお手入れをして爪の健康を守ることの大切さを、もっと啓蒙していきたいですね。
理想としては、誰もが美容院に行くように、ネイルサロンにも気軽に行けるようになってほしいなと思います。爪を健やかに保つことで、日常が幸せに、もっと豊かになることを、今後はもっと発信していきたいです。
ーーたしかに、まだまだネイルサロンの敷居の高さを感じている人は多そうな気がしますね。ではどんなネイリストさんが、これからの時代に求められると思いますか?
私がネイルサロンに行く理由って、技術面だけではなくて、このネイリストさんと施術中の数時間を過ごせて楽しかったなって思えることも大きいかなと思います。ネイリストさんに爪のことを教えてもらったり、プライベートなことをおしゃべりしたり、いい時間だったなって思えることってすごく大切なんです。またお会いしたいなって素直に思わせてくれる、人好きでコミュニケーション能力の高いネイリストさんが更に増えるといいですね。
Profile
国本望
株式会社TAT商品部部長。2002年入社。ネイリストを目指していたほどのネイル好き。ネイル業界の発展のために、日々より良い商材を探し、ネイリストたちが働きやすい環境を整えるために邁進しています。
美容ライター。早稲田大学卒業後、アパレル、出版社勤務を経てフリーに。女性誌やWEBで、美容をはじめ、健康、美食に関する記事、著名人へのインタビュー取材などを担当。好きなことは、スキンケアとファッションと旅行。猫が好き。
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