
2025.09.04
木漏れ日と川のせせらぎで涼む東京カフェ【奥多摩リバーサイドカフェawa】
残暑も厳しい近年は、9月でも避暑地に行きたい。奥多摩の川を眺めながらカフェランチでデイトリップはいかがでしょうか? 人気のローストビーフディッシュやスイーツをご紹介します。
窓から清流を望む癒やしの空間
今回やってきたのは、「奥多摩リバーサイドカフェawa」。

古民家をリノベーションしたような趣があり、どこか懐かしさも漂います。

お店の扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは大きな窓一面に映る川の流れ。店内のどの席に座っても自然を感じられますが、特におすすめは窓際の席。

水面がきらめき、川風がすぐそこに届くような開放感に包まれます。暑さが和らげばテラス席も良いですね。
内装は木の温もりを感じるナチュラルな空間。奥多摩の大自然に溶け込むようにデザインされた空間は、都会のカフェにはない“ゆるやかな時間の流れ”を感じさせてくれました。
豪快なローストビーフ丼やニュージーランドの新感覚スイーツ

ランチタイムの人気No.1は、看板メニューの「ローストビーフ丼ボルケーノ」。器から溢れるように盛り付けられたお肉は柔らかくジューシーで、口に運ぶたびに旨味が広がります。その豪快な見た目も相まって、食べる前から気分が高まる一品でした。

スイーツのおすすめは「パブロバ」。私は今回が初めての体験でしたが、サクサクのメレンゲとクリーム、アイスの組み合わせが絶妙で、軽やかな甘さが後を引きます。ニュージーランドやオーストラリアで親しまれているスイーツで、ここで出会えたことがとても新鮮でした。

手作りアイス、ホーキーポーキーは、ニュージーランドで人気のサクサク食感を楽しめるキャラメル風味のアイスクリームです。これもまた新感覚で、美味しいし楽しい。奥多摩リバーサイドawaでは、ローストナッツ(胡桃)が入っていました。
サラダやドリンクも揃っていて、食材の一つひとつに自然へのリスペクトが感じられます。奥多摩散策の合間に立ち寄るのにぴったりな、充実したラインナップでした。

ニュージーランドにゆかりのあるメニューが多かったのですが、なぜかというと代表のマイクさんの故郷がニュージーランドとのこと。ニュージーランドの先住民族であるマオリ族の言語、マオリ語でawaは「川」という意味だそうですよ。
食後に川遊びまで楽しめるロケーション

食事のあとは、目の前の川へ降りて行くことができます。テラスから外に出るとすぐに川岸へアクセスできるため、食後にそのまま自然の中へ。

水は透明度が高く、足をつけるだけでも気持ちよく、子どもから大人まで楽しめるのが嬉しいポイントです。「水深は浅いものの、流れはなかなかあるので気をつけてくださいね」と声をかけていただきました。私は足をちゃぷちゃぷつけるだけにしましたが、ひんやりした川の水は、本当に気持ちがいい。
カフェでくつろぐだけでなく、食後に川遊びをすることで、奥多摩ならではの豊かな時間を満喫できます。自然を近くに感じられるこのロケーションは、都会のカフェにはない特別な魅力です。

フリーランス。旅行、アウトドア、マリンスポーツが大好きな二児の母です。今1番楽しいことは、子供の成長に合わせて、日本国内・海外を旅すること。宿泊レポや美容体験、フードの記事が得意です。ヘルシーでアクティブな記事をお届けしていきます!
◆Instagram:@ayano_nico1209
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