<スマイルチョコレート>シンプルでリッチな地元の味わい #巡る滋賀
滋賀県の最大の魅力といえば、滋賀県の代名詞でもある日本最大の湖・琵琶湖。その他、国宝の「彦根城」やユネスコ世界文化遺産の「比叡山延暦寺」など一度は訪れたい観光スポットもまた有名です。
でも、それだけではありません。有名観光スポット以外に焦点を当て深掘りすると、まだまだ知られていない注目ポイントがたくさん! それを知らないなんてもったいない…!
この連載では、「現地の方がおすすめしたいスポットやお店、それをつくるヒトの魅力をていねいに取材し、お届けする滋賀の観光ガイド“巡る滋賀”」の情報を発信していきます。
滋賀県への旅のきっかけやガイドブックとなりますように…そんな思いを込めて滋賀県の新たな魅力をお伝えします。
ナチュラル原料のピュアチョコレート。自慢したくなるおもたせを目指す、「スマイルチョコレート」の想い
チョコレートを食べたいのは、バレンタインだけじゃない。口に頬張ると甘くて、そのかわいさは見ているだけで笑顔になれる。毎日通いたくなるチョコレート専門店を目指したという、ショコラティエの吉野智和さんが生み出すのは、植物性油脂を使わないピュアチョコレート。こだわりの詰まったチョコレートには、いったいどんな物語があるのでしょうか?
全種類集めたくなる、カードのようなチョコレート「マンディアン」
ズドンとまっすぐ抜けた、JR大津駅前からびわ湖へと続く中央大通り。駅から7分ほど歩くと左手に見えてくる、2階建ての小さなビルの1階に、THE SMILE CHOCOLATE(スマイルチョコレート)はあります。店内は、コンクリートと木材がミックスされたスタイリッシュな造作。グレーのコンクリート壁を背景に、陳列するカラフルなチョコレートたちが映えています。
「かわいい〜!」と思わず手に取ったのは、手のひらサイズの楽しげな「MANDIAN(マンディアン)」。15種類のラインナップが揃う人気商品で、チョコレートに大きさや形が異なるナッツやドライフルーツなどがコラージュのように組み合わされています(※)。商品のテーマは、マリアージュ。マリアージュはもともと結婚という意味で、価値のあるもの同士が重なり合うことで、新しい価値を生み出そうという意味合いがあります。
楽しいのはそのサイズ感!普通の板チョコの半分程度の大きさで、複数自由に組み合わせられるカードのよう。プレゼントに添えたり、自分へのちょっとしたご褒美にできたりと楽しみ方も豊富です。表情豊かなチョコレートの中から「どれにしようかな〜?」と選ぶ時間も、もうギフトのような時間かもしれません。
※時期によって、商品の数や内容は入れ替わります
1つ280円程度のマンディアンは、子どもがお小遣いを握りしめて買いに来られる価格帯。理想は町のお菓子屋さん、だとショコラティエ兼代表取締役の吉野智和さんは話します。
「近年、こだわったチョコレートが増えていますが、追求しすぎると難解な味わいになったり、価格が上がってしまったりします。僕たちが目指しているのは、シンプルでリッチなチョコレートであり、日常のちょっとした贅沢品という位置付け。味の開発にはこだわりながらも、子どもが食べても複雑でなく、“美味しい!”、“また食べたい!”と思ってもらえるような商品づくりを軸にしています」
ナチュラルでピュアなチョコレートはこうやって作られる!気になる続きはこちら
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