2023.07.18
6割以上の人が誤り!?紫外線対策のアンケート調査結果
ANS.(アンス)
暑い日が続き、最も気になるのが紫外線。オンライン美肌治療サービス「ANS.(アンス)」は、「紫外線対策」について783名の方にアンケートを実施。結果をもとに、ANS.監修医の竹村昌俊さんが「正しい紫外線対策」について解説してくれます。
正しい紫外線対策ができているか、チェックしてみましょう!
通年を通した紫外線対策
「通年を通して紫外線対策をしている」という質問に対して76.1%の方が「はい」と回答。
環境省の「紫外線環境保健マニュアル2008」によると、最も紫外線が強いのは6〜8月です。しかし、一番弱い12月〜1月でも紫外線が0というわけではなく、晴れの日には夏場の20%程度の紫外線が降り注いでいます。通年で紫外線対策をすることは重要なのです!
日焼け止めの塗り直し
なんと7割近くの方が日焼け止めの塗り直しをしていない結果に。実は、塗り直しは非常に重要。なぜなら、日焼け止めは汗や摩擦で紫外線から防護する機能が落ちていくから。
塗り直しの頻度は、肌質や環境にもよりますが、外に出る前に塗り直すのが一番わかりやすく、終日外出の場合は、2〜3時間おきに塗り直しするようにしましょう。スプレータイプやサンクッションなどが便利ですが、塗りムラには注意!
SPFはいくつがベスト?
53.2%の方がSPF50の日焼け止めを使用しているものの、普段使いにSPF50はトゥーマッチ。
日焼け止めはシーンに合わせて使い分けが重要で、SPFが高ければ良いというわけでもないのです。
SPF値は、紫外線による肌炎症をどれだけの時間遅らせることができるのかという数値。SPF値が高いと同時に肌への負担が増えるので、外出時間によって日焼け止めを使い分ける必要が。少しの外出など普段使いにはSPF20程度、野外で長く過ごす日にはSPF50の使用がおすすめです。
正しく知って、効果的な紫外線対策を!
専門医の竹村昌敏さんによると、紫外線対策のポイントは、「紫外線に当たる時間や強さで対策を変えてしっかり行うこと」。また、美容業界では夏は「守りのケア」の季節とされており、レーザーやIPLなどの治療のあとは紫外線のダメージを受けやすいので、夏にはおすすめできないとのことです。
どうしても紫外線を浴びてしまう今の時期、日焼け止めにインナーケアを加えて、肌を守る紫外線ケアが得策になりそう!
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