手持ちの化粧水に混ぜるだけ。
スキンケアもできる「シリカ」の魅力

シリカ

「シリカ」と聞くと、シリカ水が有名になっていることもあり、“飲むもの”というイメージが強くありませんか？

実は、シリカはスキンケアやヘアケアにも活躍する万能アイテム。今回は、シリカの効果と活用方法をご紹介したいと思います。

シリカとは？何が良いの？

シリカ（ケイ素）とは、肌や髪をはじめ全身に存在するミネラルの一つ。長寿で有名なアルメニア共和国の村の飲料水には、このシリカが豊富に含まれているといいます。ふだんの食事からも摂取できますが、シリカ水などで＋αの摂取をすることで一層の効果が得られるのではないかと期待されています。

コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など美肌には欠かせない成分をサポートする働きがあり、国内外を問わず美容の面でも注目されています。

こちらは、コーヒーと油を入れたコップにシリカを加えて混ぜたところ。シリカを加える前に比べて、コーヒーと油がなじんでいるのがわかるでしょうか。一般に手に入れることができる水溶性（水に溶ける性質）のシリカには、乳化作用といって、水分と油分をなじませる効果があるのです。この性質を活用すれば、スキンケアをなじませたり皮脂をすっきりオフしたりなど、飲む以外のあらゆる場面でも活躍してくれそうです。

「混ぜる」シリカで肌も髪もいきいきと

ここでは、「飲む」だけではないシリカの具体的な活用方法をご紹介したいと思います。

今回使用しているのは純度99.9%の純粋な水晶石から抽出されているという「シリー・ケイ」です。

化粧水に混ぜてスキンケア

シリカの活用方法、1つ目はスキンケアに混ぜること。手持ちのスキンケアアイテムを使用する際に、手のひらで2〜3滴加えるだけでOKです。

化粧水や美容液、クリームなどどんなアイテムにも混ぜられますが、さらっとした水のような液体なので油分の多いこっくりとしたクリームなどに混ぜるとテクスチャーが変わってしまう場合があります。そのため、化粧水に混ぜて使うのがおすすめです。

シャンプーに混ぜてヘアケア

シリカはシャンプーなどのヘアケアに混ぜてもOKです。

泡立てる前に5〜10滴ほど混ぜたら、いつもどおり泡立てて髪を洗うだけ。実際に試してみましたが、泡立ちや使用感に影響はありませんでした。油と水をなじませる性質によって、皮脂汚れなどもすっきりと洗い落としてくれそうです。

そのままスプレー使いもOK

シリカは何かに混ぜるのではなく、直接スプレーすることもできます。その際は、水で10倍に薄めて使用してください。

肌や髪をはじめ全身に使えるほか、洗濯物や食品などにも使用可能。洗濯前、衣類にスプレーしておくと、気になる臭いなどもさっぱりと落ちるように感じました。

もちろん飲み物や食事にも

水などに入れて飲む、定番の使い方ももちろんOK。それほど味は感じませんでしたが、気になる方はお茶やコーヒー、お味噌汁などに混ぜるのも良いでしょう。また、アルコール類に混ぜても問題ありません。

「飲む」以外にも、実は活躍の幅が広いシリカ。一つあれば何役もこなしてくれるため、お気に入りの使い方で取り入れてみてくださいね。