カンボジアの秘境の島へ!自然派高級リゾートで過ごす贅沢滞在記
LIFESTYLE

2023.06.30

カンボジアの秘境の島へ!自然派高級リゾートで過ごす贅沢滞在記

オーシャン・プールヴィラ・スイート

“カンボジアの離島に、1リゾートだけ!”という贅沢な隠れ家として誕生した「シックスセンシズ クラベイアイランド(Six Senses Krabey Island, Cambodia)」。今回は、施設の紹介と滞在中のレポートをお届けします。

出典:Six Senses Krabey Island, Cambodia

島に1つだけ!ボートでカンボジアの秘境リゾートへ

カンボジア南部のリーム国立公園から5kmほど沖合に位置する、熱帯のプライベートアイランドへアクセスするには、まずカンボジアのシアヌークビル国際空港へ。東南アジアの複数の都市と中国本土(今後、開始予定)からの便が発着しています。

※カンボジアへの入国には、アライバルビザの取得が必要です

2023年6月現在、日本からはベトナムのホーチミンシティで乗り継ぎ、シアヌークビル国際空港へ向かうのがスムーズ。プノンペンからは車でアクセス可能。美しい田園地帯を通る新しく開通した高速道路を利用して、2時間以内で到着します。

空港からさらに車で10分ほど移動し、リゾート専用のレセプションラウンジへ。

そしてプライベート桟橋から15分ほどスピードボートに乗っていると、秘境のリゾートに到着!

メインロビーは、伝統的なカンボジアの漁師の家をコンセプトに作られているそう。

全ての客室がスイート仕様&専用プール完備

約12ヘクタールの島には、40棟のプライベート・プールヴィラが点在。モダンでありながら、持続可能な素材が使用されているのが特徴です。

今回宿泊した「オーシャン・プールヴィラ・スイート」は、14棟。それぞれ120平米と広々とした造りで、リビングスペースにはエキストラベッドを入れることもできます。

出典:Six Senses Krabey Island, Cambodia

テラスにはプライベートプランジプールやサンデッキがあり、ゆっくりと寝転んでリラックスしたり、屋外での食事も可能。

シャワールームにはハンディシャワーとレインシャワーが設置され、窓側には深めのバスタブがあります。

またリゾート内には水の精製工場などがあり、ペットボトルを使わずに高品質の飲料水を製造しているそう。

客室内のアメニティグッズも地球環境保護が意識され、サステナブルな素材が使われています。

私が宿泊した客室以外に、「ハイダウェイ・プールヴィラ・スイート(16棟)」、「オーシャン・プールヴィラ(2棟)」、「オーシャンフロント・プールヴィラ・スイート(5棟)」、「オーシャンフロント・2ベッドルーム・プールヴィラ(2棟)」、「ザ・ビーチ・リトリート(1棟)」があります。

プールサイドやバーで、寛ぎのひと時を

リゾート内には、レストランやカフェ、バーなど飲食ができる施設が合計4カ所あります。

メインのインフィニティプールに隣接した「ダブルディップ ハングアウト」の「アイスクリームパーラー」では、軽食やドリンク、自家製のジェラートやシャーベットが用意され、営業時間内であればゲストは無料で利用できます。

プールサイドでいただくのもおすすめ。

タイ湾に面した「サンセットバー」は、夕暮れ時のクラシックカクテル、夕食前の食前酒、夜のナイトキャップに最適な場所。ハンモックや心地よいソファーがあり、ゆったりと美しい夕日を楽しむことができます。

ハンモックやデイベッドは、お気に入りの本を読みながら午後のひと時を過ごすのに最適で、夜にはバーの屋上にある天文台から星を眺めることも可能。

テラス席で絶景を眺めながら、クメール料理に舌鼓

オールデイダイニングである「AHAレストラン」は、季節のアジア料理や西洋料理が楽しめるレストラン。

初日のディナーでは、テラスでクメールの伝統的なコース料理をいただきました。新鮮な旬のローカル食材が使用され、カンボジア本島にあるリゾート直営のオーガニック農園やハーブ園からの食材がメインとして登場します。

クメール料理の代表格といえば、淡水魚の切り身をココナッツミルクやクルーン(ハーブを用いた香辛料やカレーのペースト)で蒸した「アモック」。今回のアモックはロブスターでアレンジされ、食感も良くほんのりスパイシーな味わい。シーフードのほか、鶏肉が使われることもあるようです。

プリプリの歯ごたえの大きなエビが入ったクメール風カレーは、ココナッツが効いたちょっぴり甘めの味付けが特徴的。辛すぎないので、日本人にとっても食べやすい味ですね。

朝食はビュッフェ台からフードを取り、メインのオーダーと組み合わせていただくハーフビュッフェスタイル。

今回は利用できませんでしたが、島の海岸線を見下ろす木立の中にある、隠れ家的なレストラン「ツリー」でも、クメール料理を含むモダンな創作料理が楽しめます。

出典:Six Senses Krabey Island, Cambodia

また、ゲストの希望があれば、クメール料理のクッキングクラスが開催され、シェフから直接、料理の作り方を学ぶことも可能です(有料)。

癒やしを感じるスパ&ウェルネスアクティビティ

カンボジア国内に流れる神聖なクバール・スピアン川にインスピレーションを受けて作られた「シックスセンシズ・スパ」は、地元に根付く伝統療法をいかしたホリスティックなメニューが揃う美容トリートメントが提供されています。

今回は、コンサルテーションの後「シグネチャーマッサージ(60分 USD120-130 ※種類によって変更あり)」を受けました。セミオーダーメイドな全身のオイルマッサージや腰まわりにカッピングなどを取り入れた施術によって、癒やしとともに浄化作用も抜群。

スパ内にある「アルケミー・バー」では、島や近郊で採れたハーブなどを使って、フェイスマスクやボディスクラブ、リップバームなどが製作できる、ウェルネス・ワークショップが開催されています。

出典:Six Senses Krabey Island, Cambodia

翌日の朝は、ヨガクラスへ。天候の都合により屋外のヨガパビリオンではなく、屋内のエアリアルヨガスタジオでシルクサスペンションを活用したヨガレッスンを受けました。

エアリアルヨガとは空中から吊るされた布を使用しながら、地面から身体を浮かせた状態で行うヨガのこと。見た目は難しそうに感じますが、自分の体重を布に預けながら動くことができるので余計な力が入りにくく、初心者こそおすすめです。血流が全身に巡りやすくなりエイジングケア効果が見込める、倒立のポーズにもチャレンジ!

大人も子供も満喫できる豊富なアクティビティ

子連れ旅にもやさしいプログラムが多いことも特徴。敷地内には4歳から12歳までの子供を対象としたキッズクラブ「ザ・ネスト」があり、ベビーシッターサービス(要予約)もあります。そこで、子供を預けている時間に大人はスパでゆっくり一人の時間を満喫することも可能。

ロビーラウンジの隣にあるサステナビリティ活動の拠点「アースラボ」では、シックスセンシズのサステナビリティへの取り組みについて学べる機会が。私も実際にプラスチックをリサイクルして、サステナブルなジュエリー作りを体験しました。

離島ならではの、手付かずの自然を楽しめるアクティビティも豊富。シュノーケリング、カヤック、スタンドアップパドルボードなどのウォーターアクティビティはもちろん、ガーデンの散策、屋外シネマなど、目的に合わせてアクティビティを選ぶことができます。

出典:Six Senses Krabey Island, Cambodia

アクティブに過ごしたい方にも、ゆったりとした時間を過ごしたい方も満足できる「シックスセンシズ クラベイアイランド」で、心身が浄化されるような滞在を堪能してみてはいかがでしょうか?

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