2023.04.02
スキーなしでも楽しい!冬の新富良野プリンスホテルでドラマの世界に浸る
新富良野プリンスホテル
柔らかな雪質が特長の冬の富良野。
大規模なスケールでスキーが楽しめる富良野スキー場には、毎年、世界中のスキーヤーが集います。
そんな富良野スキー場に併設されている新富良野プリンスホテルは、スキーはせずとも楽しめる施設。特にドラマ好きな方、幻想的で温かみのある冬の景色を楽しみたい方にはおすすめの施設です。
その理由を写真と共にお伝えします。
数多くの名作が生まれた北海道・富良野
富良野といえば初夏に咲き誇るラベンダー畑が有名。
冬には柔らかな雪質の中でのスキーを、夏には壮大なスケールでゴルフを楽しめます。
そんな富良野を多くの人に知らしめたきっかけとなったのが、脚本家・倉本聴氏が手掛けた富良野三部作、名作ドラマ『北の国から』『風のガーデン』『優しい時間』。
新富良野プリンスホテルには、そんな富良野三部作の関連グッズが並ぶ「富良野ドラマ館」があります。
この「富良野ドラマ館」は昭和17年頃の富良野駅開業当時の様子を再現した外観。中には、ドラマを彷彿とさせる懐かしのグッズや、関連する本が並んでいました。
また、2005年に放送された寺尾聰主演、二宮和也、長澤まさみが出演したドラマ『優しい時間』のメイン舞台となった喫茶店「珈琲 森の時計」もホテルの敷地内にあります。
ちなみにこの喫茶店は、ドラマのために作られた喫茶店でドラマ終了後、本当に喫茶店として残されたものです。
ドラマ同様、カウンター席では、ミルを使い珈琲豆を挽くこともできます。ちなみにテーブル席ではできないので、ミルを挽きたい方はぜひカウンター席へ。
温かみのあるカップとソーサーで自分が挽いたコーヒー豆で淹れたコーヒーを飲み、お気に入りの手帳で自分と向き合う時間は最高のひとときでした。
幻想的な雰囲気のニングルテラス
今回楽しみにしていた施設の1つが、15棟のログハウスが連なる「ニングルテラス」。ニングルとはアイヌの言葉で“小人”という意味です。
ログハウスから漏れる温かみのある光とライトアップ、雪のコントラストは幻想的。もしかしたら、本当に森の中に小人がいるのかもしれないという気持ちにさせてくれます。
15棟のログハウスは、和紙で富良野の冬を表現したペーパーワークの家や、木や陶で縁起の良い鳥フクロウを表現した「フクロウの家」、カラマツの香りを含ませた木のろうそくが並ぶ「森のろうそく屋」など。
ここでしか出会えない、ここだから出会いたいショップが並んでいました。
ちなみにお店の中は撮影禁止。フォトジェニックな写真を撮影したい方は、外で撮影しましょう。
ロマンティックな冬景色を楽しみたいなら富良野へ
今回紹介したように、新富良野プリンスホテルにはうっとりとするような施設がたくさん。
スキーをせずとも、日々体験できないロマンティックな体験を味わえるので冬に訪れるのもおすすめです。
ちなみになめらかな肌触りの大浴場「紫彩の湯」や、北米の民家で使用されていたオールドパイン(松の古材)を使用したまろやかなサウナもあり。体を温めて、とにかくお部屋でおこもりを楽しむのも良いでしょう。
ライター・インタビュアー。サンリオ・アイドル・お笑い・恋愛番組・ガールズムービー・サッカー…とにかくエンタメ好き!サウナと旅で体を癒しながら、マイメロディに囲まれた自宅でテレビとラジオ漬けの毎日を送っている。
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