旅のわくわくを届ける。世界のパン「パダリア」
FOOD

2023.02.25

旅のわくわくを届ける。世界のパン「パダリア」

世界のパン「パダリア」

今回は、世界各国のソウルフードとして、また街角や食卓で親しまれている美味しいパンが食べられるパン屋さんがあるということで、恵比寿まで行ってきました。

噂のパン屋さんがこちら、世界のパン「パダリア」。世界各地の朝ごはんを紹介するカフェレストラン「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」の姉妹店です。

早速、お店をご紹介していきたいと思います。

世界各国のパンを届ける。現地の味にこだわる本格派

パダリアはテイクアウトがメインのお店。

カウンターとお店の外に小さなベンチがあるので、ひと組でしたらその場で食べることもできますね。

店内に入ると、 デザートや飲み物、お菓子など異国感のある商品がたくさん。ヨーロッパからアフリカ、南米と各国の様々なラインナップで、見ているだけでわくわくします。でも、やはり1番目を引くのは、ずらりと並んだ見慣れない形のパン。

パダリアのパンは、日本人向けにアレンジされたパンではなく、現地の味を楽しめるとのこと。原材料もなるべく現地から取り入れているそうです。

右のパンは、人気ベスト3に入るフィンランドのパンで、カルヤラン・ピーラッカというパン。ライ麦生地のパンの中には、ミルク粥が入っていて、トッピングにムナボイと呼ばれる卵入りのバターを乗せて食べるのがおすすめとのこと。

こちらのブルアリアのバニツァも人気ベスト3の一つ。ブルガリア人にとってなくてはならない心の味と言われるほど親しまれている、シレネチーズというチーズが使われているパイ料理です。ほうれん草、ヨーグルト、卵のフィリングを巻き込んで焼き上げた一品です。

どちらも購入して食べてみましたが、すごく美味しい!

カルヤラン・ピーラッカは、パンとミルク粥という日本人には不思議にも思う組み合わせでしたが、ミルク粥は甘すぎないジャムのような感覚で、ムナボイも合わせて食べることで、塩味と甘味を一緒に味わう北欧らしさを感じさせてくれました。

バニツァは、爽やかな酸味とサクサクとした食感が軽く、一つと言わず二つ、三つ食べたくなりました。チーズとヨーグルトを同時に楽しめるのが酪農大国ブルガリアらしさかなと思いました。

何度も訪れたくなるパダリアの楽しみ方

パダリアには 週替わりで変わるスープもあり、私が訪れた週は、ルーマニアのチョルバというスープでした。ルーマニアの味、訪れたことがないとなかなか想像がつきませんが、チョルバは ヨーグルトの酸味と鶏肉のお出汁がベースの具沢山のスープだそう。毎週通って、舌の上で世界中を飛び回るのも面白そう。

ちなみに、購入したパンの説明を写真付きでもらうことができます。パスポートのスタンプのようで、集めたくなってしまいそう。

思い出や未来の旅行先を想像して食べる

帰宅して、テイクアウトしたパンを食べてみました。

行ったことのある国のパンを買うと楽しかった旅行を思い出したり、知らない国のパンを食べるとその魅力の一部を知り行きたくなったり、世界地図を見ながら食べるとさらに楽しい。

いただいた説明書を読みながら、人気NO.1のハチャブリをいただいました。舟型のパンで、真ん中の溶けたチーズと卵をつけながら食べます。こんな知らない食べ方を経験できるのも、旅をしている気分に。

左下のライムが載っているデザートは、パダリアで購入したブラジルのティラミスで、これもまた格別でした。よく食べるマスカルポーネでふわふわのティラミスではなく、濃厚なクリームチーズにライムなどの柑橘系の酸味がきいており、味はスッキリ、食べ応えは濃厚なティラミスでした。その上のウクライナのディルとガーリックのちぎりパンもシンプルですが馴染みのない組み合わせで、味の新たな発見ができました。

店頭で見て楽しんで、お店の人から説明を聞きながら選ぶのはもちろん楽しいのですが、なかなか恵比寿まで来れないという方には、オンラインショップもあります。

旅に出たときのようなわくわくを体験させてくれるパダリアのパンを、みなさんもぜひ一度味わってみてください。

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