2023.06.06
自分をもっと知りたくなる。自宅で簡単「canvas」のホルモンチェック
canvas(キャンバス)
女性にとって、体調に大きく影響する「女性ホルモン」は、月や年齢によっても大きく変動し、頭を悩ませている方も多いはず。
なんとなく「生理がつらい」「ニキビが増えた」「更年期かも?」と自覚はあるものの、そのまま「諦める」のは非常にもったいないこと。
気軽に検査をして、今の自分を知ってみるのはいかがでしょうか?
今回ご紹介する「canvas(キャンバス)」は、自宅で自己採血することでチェックができる、女性ホルモンの悩みに特化した検査サービスです。自分を知ることで、もやもやと抱えていた不調を改善する糸口が見つかるかもしれませんよ。
簡単4ステップ、毎日頑張る忙しいあなたに。
私は30代半ばを迎え、自分の身体の状態について気になる機会が増えました。かといって、大きな不調もなく、そもそも婦人科にいくべき状態なのかもわからず先送りにしていましたが、これを機にチェックすることに。
病院へ行く時間がない方にも、自宅で検査できるのは非常に画期的なことではないでしょうか?
こちらは、排卵・卵子の数・体調に重要な役割を持つホルモン値から、妊娠に向けた身体の状況や今の体調にホルモンがどう影響しているかを知ることができるセット。
AMHや排卵機能・甲状腺機能のチェックを包括的に行うことができるので、より詳しくセルフチェックしたい方にはこのセットがオススメです。
canvasでは、①排卵機能、②卵巣予備能(卵子の残り数)、 ③甲状腺機能に関わる7つのホルモンのうち、気になる悩み(キットの種類)に合わせて必要なホルモンを測定しています。今回ご紹介する以外に、「更年期」や「卵巣年齢」にフォーカスした検査キットもあるのでぜひホームページでチェックしてみてくださいね。
では、オーダーしたキットを早速開けてスタート! 流れを一緒に見てみましょう。
検査は簡単4ステップ。必要なものは全てキット内に揃っています。
- 検査キットをオーダー
- 自宅で採血して郵送
- 結果をスマホでチェック
- 気になる結果が出たら医療機関を受診
まず初めに、キットに同梱されているカードのQRコードを読み込み、キットに付随するバーコード番号を入力しアカウント作成とIDを登録します。
全てスマホで完結しデータ管理されるため、検査結果を振り返って見たい時や医師に相談したい時などとても便利。
次に、採血を行います。採血のタイミングは、「月経3~5日目/朝~15時くらいまで」。
採血は20分ほどで終わり、そのあと検査”ろ紙”を約1時間乾燥させたら、あとはポストに投函するだけなので、とても簡単。検査に対するハードルがぐっと下がります。
必ず動画で流れを把握、項目にチェックしながら進めるため、洩れなく確実に行える安心感があります。
ネットが不慣れな方も大丈夫。紙でも「検査のてびき」があるので流れを把握しながら進めます。
【1】血行をよくするため、入浴または軽い運動をします。
【2】てびきに従って採血に使用するものを準備します。自分で準備するのは「ティッシュ」だけ。
【3】”ろ紙”にバーコードを貼り、採血日を記載します。
【4】「ランセット」のキャップをはずします。「ランセット」とは一回きりの使い捨て器具。針を刺すと聞いて少しドキドキしていましたが、これなら針先も見えないため怖さも感じませんね。
【5】指先をマッサージしたら、アルコールで小指または薬指をしっかり消毒します。
【6】指の中心を避けたあたりに強く押し付けます。すると針が出てすぐ戻る仕組みです。一瞬チクッとしただけなので、その後の痛みは全くありません。もし不安な方は深呼吸してリラックスしてからやるとよいそう。
【7】穴の周りをギュッと抑えて血液をためます。あまり強く押しすぎるとうっ血してしまうので気を付けてくださいね。
【8】素早く”ろ紙”に落とす作業を繰り返し、2枚分の採血を行います。(※正しく測定するために、指がろ紙に触れないよう採血してください) ここをスムーズに行うためには、事前に血行を良くしておくことがポイントです。特に寒い時期はより念入りに。
【9】規定の量を採血できたらしっかりと乾かします。
【10】乾かしている間に、Webのステップに沿ってカウンセリングに回答。このカウンセリングがとても大切! 月経について「普段の症状や量」などだけでなく、どんな些細なことでも悩んでいる症状など伝えたいことがあれば何でも記入することができます。
【11】”ろ紙”が乾いたら、専用の袋に入れ、ランセットも一緒に送付します。これであとは結果を待つだけ。
不安もしっかり解消、手厚いサービスが心強い。
検査レポートが10営業日以内にマイページに届きます。
今回の検査結果は良好、相談した月経について気になる点も「問題ないですよ」と医師の方からコメントが届き、ほっと一安心。
もし、病院への通院が必要と思われる場合は、連携クリニックも紹介してくれます。希望すればLINEなどで医師・薬剤師・栄養士・看護師にいつでも相談が可能という手厚いサービス付き。これまで敷居が高かった、医療へのアクセスがより身近に感じることができました。
自分を知りコントロールすることで得られるもの
ホルモンのチェックは1年に1~2回、30代後半以降でホルモンの揺らぎが気になる方は3か月~半年に1度が推奨されているといいます。
canvasが提供しているホルモン検査と同様の検査を病院で受けようとすると、保険適用外になるのだそう。価格がネックとなり、「自分の身体を知る機会を逃してしまうことを減らしたいという想い」が、この低価格での検査を実現しています。
私は、自分の身体を知れたことで漠然とした不安が晴れ、前向きに次のアクションへのきっかけが掴めた気がします。
みなさんも、自分を知りコントロールすることで、これからの可能性を広げてみませんか?
ドイツ在住の元CA。システムエンジニアを経て客室乗務員となり、退職後2023年より家族とドイツに住む。学生時代に台湾留学でマスターした中国語と英語に加え、現在はドイツ語の資格取得に挑戦中。異文化交流と新しい体験を求めて、世界中を旅するグルメ探究者。旅先で味わった料理を自宅で再現するのが趣味。ドイツを中心にヨーロッパでの暮らしと旅情報をお届けしていきます。
Instagram:@wakana_log/@wakana_log_germany
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