2023.02.05
ラクに代謝をあげられる!おすすめ「1分間ずぼらダイエット法」3選
1分間トレーニングダイエット法3選
2023年も1ヶ月を過ぎたのに、あれ? お正月に増えた分がまだ戻っていない? という方も多いのではないでしょうか。寒さに自粛生活、テレワークでは、運動不足になりがち。そんなずぼらさんでも、最もダイエットに効果的な箇所のみを強化することで、1回1分でも効果がある簡単ダイエット法「ながらエクササイズ」をご紹介します。
大食いしても太らない人はなぜ?!
大食いしても太らない人は、褐色脂肪細胞が活性化されていることにあると言われています。褐色脂肪細胞は脂肪をたっぷり蓄えた白色脂肪細胞を燃焼させてくれる働きがあります。つまり、褐色脂肪細胞を活性化すれば、代謝をあげることができるのです。今回は、その褐色脂肪細胞を狙い撃ちした1分間トレーニングを紹介します!
【ダイエット法①】
「肩甲骨回し」だけで痩せやすい身体に!
褐色脂肪細胞がある場所は、首、肩、肩甲骨、脊髄やこれらの周辺にあります。特に、肩甲骨まわりをストレッチすることで活性化させることができます。ここでポイントは、ただの肩回しではなく、ひじを背中側までしっかりまわすことで肩甲骨を動かしていくことです。そのやり方を説明します。
1.脇をしめ、肘を高く上げます。
2.次に肩甲骨をくっつけるイメージで寄せます。肘が肩より後ろ側にあるようにしましょう。
3.肘がわき腹を通るように、肩甲骨を下げて1周させます。大きな円を描くイメージで行いましょう。
1~3を5回ずつ繰り返しましょう。
5回まわしてもかかる時間は1分程度。これだけで、身体の代謝に重要な褐色脂肪細胞を活性化することができ、肩こりにも効果があります。肩の体操はダイエットの近道と言えます。テレビを見ながら、または仕事の合間などに取り入れてみて。
暴飲暴食で最もつきやすい内臓脂肪を狙い撃ち!
暴飲暴食により最もつきやすいのが内臓脂肪。お正月以降、おなかが気になる? という方は、内臓脂肪が増えたのかも…!? また、年齢とともに、代謝が落ちると、脂肪がつきやすい体になり、特におなかまわりの脂肪が落ちにくくなります。ダイエット法②として、おなかまわりの内蔵脂肪を狙い撃ちした簡単ダイエット法を紹介します。
【ダイエット法②】
「小刻み呼吸法」で、ぽっこりおなかがスッキリ!
おなかの筋肉を動かす小刻み呼吸法で、インナーマッスルを鍛えることにつながり、ぽっこりお腹がスッキリ!
1.下腹部に手を当てて、ゆっくりと息を吸います。おへその下あたりに空気をためていくイメージで、おなかを膨らませるように意識しましょう。
2.十分に息を吸ったら、おなかをへこませるように意識しながら、ゆっくりと息を吐きます。
3.腹式呼吸ができるようになったら、1:吸う、2:吐くをそれぞれ1秒ずつ小刻みに繰り返します。吸って吐いてを1回、10回を1セットとし、1日3セットを行いましょう。
電車の中などの通勤時間、ちょっとした待ち時間などにも人前でもバレずにできる、簡単ダイエット法。ぜひ、取り入れてみてください。
代謝がいい燃焼ボディを手に入れる近道とは?
人間のからだの中で一番大きな筋肉を知っていますか? それは、太ももの前の部分の大腿四頭筋です。忙しい毎日を送っていると、運動するための時間を確保するのは難しいですよね。そんな時は、小さな筋肉を鍛えても代謝はあまりあがらないので、大きな筋肉を狙い撃ちして鍛えれば、最も効率的に代謝が高い身体をつくることができます!
【ダイエット法③】
「こっそりスクワット」で効率的に代謝が高い身体へ
すきま時間を使って、最も大きい筋肉がある太ももの前を鍛えて、代謝が高い痩せやすい体に導く「こっそりスクワット」をご紹介。
1.足を肩幅程度に開き、バッグを体の前で両手で持ちます。
2.そのままゆっくり太ももが床と水平になるまで腰を落とします。重心は中心に、ヒザが前に出ないように10回繰り返しましょう。ガニ股で行うと、内転筋が鍛えられ、さらに効果的!
私はエレベーターの中で人が乗ってこなかった時にこっそりやっています。隙間時間に1分でできるので、実践してみましょう!
1分間の「ながらエクササイズ」を習慣化して!
時間が取れないから…とあきらめずに、最も効果的な場所だけを簡単に刺激できる1分間ずぼらダイエット法を継続してみましょう。きっと身体にうれしい変化があらわれるはずです。義務化すると苦しくなるので、気付いたタイミングで「ながらエクササイズ」を実践してみてくださいね。
日本化粧品検定協会代表理事、大学客員教授などを歴任。化粧品の専門家「コスメコンシェルジュ」として活躍中。著書は「美容成分キャラ図鑑(西東社)」など13冊、累計60万部を超える。時短美容家・3歳児の母として子育て奮闘中!
■Instagram:@cosmeconcierge
■Twitter:@sayakakonishi
この著者の記事一覧へ