2022.11.28
日本の美を世界へ。極上の「おもてなし」で癒す、ミラノで話題の和コスメ
warew(和流)
日本の伝統美を体現したコスメがミラノに上陸
ミラノの閑静な住宅街。行き交うイタリア人女性たちが、思わず足を止めて店内を覗き込む和のお店があります。
こちらは和食店でも和雑貨店でもなく、日本発のスキンケアコスメ・warew(和流)のフラッグシップストアです。
壁一面の障子と、高い天井に枝のように広がる柱が素敵なインテリア。日本人でなくても癒される、それでいて背筋が自然に伸びてしまうような、凛とした上質な和空間に迎えられます。
壁の障子を一枚開けると、見事な茶室がありました。こちらでは、日本で経験を積んだビューティーマスターによる、一人一人の肌に向き合いながらリンパの流れを改善する極上フェイス・デコルテケア「善流」を受けることができでます。
和の成分と最新技術によるシンプル&リッチなラインナップ
warewのスキンケアコスメは、少数精鋭のラインナップ。4ステップのデイリーケアと、肌悩みに対応したスペシャルケア、という構成です。
全ての製品が95%以上、農作物や収穫物から直接得られた天然由来成分で、国産の成分が90%以上という安心感。イタリアでも「MADE IN JAPAN」への信頼は絶大です。動物性原料や香料、トレイサビリティが不可能な原料などはいっさい使用していません。梅・桜・松など、日本古来の美肌成分、和の原料が贅沢に使われ、最新の研究と技術で肌本来の美しさを引き出します。
warewビューティーコーチの山本さんに、効果的な使い方を指導していただきました。
warewを通して学ぶ、自身の肌の「もてなし方」
ベーシックケアは、クレンジング+ウォッシングの「洗う」、エマルジョンの「整える」、クリームの「満たす」。スペシャルケアをしたい日は、エマルジョンとクリームの間に、美容液による「解き放つ」ステップをプラスします。
warewではまず「洗う」に重きを置いて、朝晩のダブルクレンジングを勧めています。
最初に、オイルクレンジング。国産コメヌカ油やウメ根エキスなどが配合されたオイルを、肌をマッサージするようになじませます。瑞々しいオイルが汚れを落としながら潤わせ、ベルガモットとオレンジの香りに包み込まれる、美容オイルのような使用感。肌がきめ細かく、毛穴が目立たなくなりました。
次に、泡ウォッシング。泡だてネットとぬるま湯で密度の高い泡を作ります。少量のフォームがたちまちきめ細かいホイップになり、それを肌の上で丁寧に転がして洗い流すと、肌が目に見えて柔らかく、トーンアップしました。
2番目のステップ、肌の角層に潤いを届けて「整える」エマルジョンは、化粧水と乳液を合わせて開発されたもの。さらりとなじむ「アクア」、ふっくらとした潤い肌に導く「モイスト」、よりしっとりと弾力のある肌に仕上げる「リッチ」の3タイプから選びます。
デイリーケアの締めくくりは、「満たす」クリーム。エマルジョンで潤った肌に、美容成分が豊富なクリームで、肌にベールのようなハリ感を与えます。肌に瑞々しくなじむ「アクア」、濃厚な潤いで肌を包みこむ「リッチ」の2タイプがあります。
秋は、夏のダメージ肌をケアする絶好のシーズン。紫外線やエイジング、ストレスなどのトラブルを「解き放つ」スペシャルケアが、クリームの前に使用するセラムです。輝きを与える「モイストクリア」と、エイジングケアに最適な「モイストリフト」がラインナップ。手のひらで温めてから使用すると抜群に伸びがよく、セイヨウナシ果実などの美容成分が肌全体に染み渡ります。
こちらのリップバームも、これからの秋冬シーズンに大活躍しそうです。リップ以外にも、乾燥した肘や指先などのポイントケアにも効果的。
日常に取り入れたい、warewのスロースキンケア
巾着袋が付いたトラベルセット(68€/約10,000円・税込)も販売されていました。
泡だてネットも購入し、家で試してみて、改めてクレンジングチームのスキンケア力に感激。おしろいのヴェールを纏ったかのように、はっきりと顔色がワントーン明るく、キメも細かくなりました。日本の美のパワー、本当にすごいです!
仕事や育児に追われる日常は、どうしてもセルフケアを疎かにしがち。warewのコスメを使うことで、朝晩数分だけでも自分の肌だけときちんと向き合い、いたわりながらケアをしよう、という意識の変化がありました。ケアをすることで肌細胞は必ず応えてくれるし、スキンケアがより楽しくなって、自分の肌をもっと好きになれたら最高ですよね。
日本ではオンラインショップのほかに、パレスホテル東京 エビアンスパ東京やコスメクリニックなどで製品を手に取ることができます。ぜひミラノで、日本で、warewのおもてなしを体感してみてくださいね。
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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