
2022.11.08
ファッショニスタが大集結!ミラノで大ブームのエコ系フリーマーケット
EAST MARKET
ヴィンテージブームを再来させた「EAST MARKET」へ
ヨーロッパでは昔から身近な存在の、フリーマーケットや青空市場。ミラノでも毎日どこかで市場がたち、食品から生活用品、アウトレットやヴィンテージの服や靴など、ライフスタイル回りの全てのものが揃います。

オシャレなミラネーゼたちの間で話題のフリーマーケット「EAST MARKET」。不定期に開催され、SNSやホームページで開催日が告知されます。事前にアプリで5ユーロ(約700円)のチケットを購入して、入り口でバーコードを見せて入場します。

19世紀からロンドンの庶民の生活に根付いている「EAST STREET MARKET」にインスピレーションを得て、21世紀仕様にアップデートしたこちらの蚤の市。飛行機工場の跡地に建てられた広大な会場は、DJセットから流れる心地良い音楽とともにゆっくり買い物や飲食を楽しめる、少しヒッピーな空間になっています。


掘り出し物だらけ!物々交換もできるショップ

得意分野を活かしたアマチュアやプロ、約300店が出店する屋内スペースでは、売り買いや物々交換が自由に繰り広げられています。「EVERYTHING OLD IS NEW AGAIN」をコンセプトに、ヴィンテージ、リサイクル、アップサイクル、アート作品などがセンス良く展示されていて、見ているだけでもテンションが上がります。

苔玉を売る人と苔玉に群がる人たち。

リキュールの空き瓶をソープボトルにアップサイクル。

ヴィンテージのカラフルなスウォッチ。


以前ナヴィリオの蚤の市でシャネルのヴィンテージボタンを買ってアクセサリー作りに苦戦した記事を書きましたが、こちらではボタンをペンダントや指輪にして、40ユーロから60ユーロで売られていました。

日本語は、Tシャツでもタトゥーでも相変わらず人気ですが、ワードセンスの向上はなかなか見られません。

古いアニメのポスターを息子にプレゼントしてくれたシニョーレ。
プラスチックフリーのフードコートでグルメ三昧


屋外のフードコートでは、インターナショナルなファストフードが勢ぞろいです。

プラスチックフリーを徹底していて、ビールやカクテルの容器も植物性の素材を使用しています。

スイートポテトのフリット(5€/約700円・税込)。ジャガイモのフライドポテトより、ちょっとだけヘルシーな気がしてしまいます。
ミラノ屈指のピースフルな空間で、エコロジカルにショッピングを楽しめるEAST MARKET。イタリアを訪れる際は、ぜひチェックしてみてくださいね!

映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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