パリから2時間、日帰りで満喫するベルギーの港町・アントワープ
LIFESTYLE

2022.11.01

パリから2時間、日帰りで満喫するベルギーの港町・アントワープ

ベルギー アントワープ
fin du jour

今回はフランス・パリから日帰りで楽しめる、ヨーロッパを代表する港町・アントワープを訪問。最新のコスメセレクトショップや見どころ溢れるスポットをレポートします。

パリ北駅から2時間、ベルギー第2の都市・アントワープへ

パリ北駅から高速鉄道・タリスに乗車

パリの主要ターミナル・パリ北駅から高速鉄道・Thalys(タリス)に乗車して、アントワープへ向かいます。

ベルギーに入ると景色が変わってきました

1時間も過ぎてくると風景もガラッと変わります。のんびりした田舎風景を楽しめるのも列車旅の醍醐味ですよね。

そんなこんなで2時間きっちりでアントワープに到着しました。

アントワープセントラル駅に到着しました

アントワープセントラル駅はフランスやドイツ、オランダに通じるターミナル駅。別名・鉄道の大聖堂とも呼ばれるほどその美しい駅舎としても有名だそうです。

地下からエスカレーターを登っていくと、開放的な吹き抜けと華やかな装飾がお出迎え。外観も大聖堂を思わせるような素晴らしい駅舎です。

今回は日帰り旅行ということで、一日有効なトラム乗り放題チケットを購入し、早速観光へ。8€ほどでトラムや地下鉄が乗れるのでとってもお得です。

あの有名アニメの舞台にもなったアントワープの世界遺産へ

アントワープの象徴、世界遺産の聖母大聖堂

アントワープの名所・聖母大聖堂。約170年の歳月をかけて建てられた大聖堂は世界遺産としても有名ですが、日本人にとってはフランダースの犬の名シーンの舞台としてなじみがあるのではないでしょうか。作中に登場するネロが長い間熱望したルーベンスの最高傑作もこの大聖堂内にあります。

大聖堂入り口付近にはネロとパトラッシュの像も

早速中に入ると、息を呑むほどの美しさと幻想的な佇まいの空間。

大聖堂内

生で観賞するルーベンスの作品は圧巻です。

聖母被昇天
キリスト昇架

主人公のネロが最期に見た絵で有名なこちらの祭壇画。ラストシーンは涙なしには語れません。

このほか美しいステンドグラスや教会の天井も迫力があって、とにかく素晴らしいの一言に尽きる大聖堂です。

デザイナー輩出の名門校やアントワープを一望できる無料スポットも

アントワープといえば、有名デザイナーを数多く送り出してきたアントワープ王立芸術学院が有名です。

ドリスヴァンノッテンやマルタンマルジェラなど有名デザイナーたちが学んだこのアカデミー。

キャンパス内も自由に入場できました

アカデミーの近くに学生たちも通うおしゃれなコーヒーショップを発見したので、美味しいコーヒーを堪能しました。

アカデミーから歩いて15分ほど、港沿いのMAS美術館。

レンガ調の変わった造りの美術館は、60m以上の高さを誇る建物。古代から現代に至るまでのアート美術館としても人気ですが、屋上からアントワープの街を一望できる無料展望スポットもこれまた人気です。

エレベーターが無いため、エスカレーターで10階まで登っていきます。途中のエスカレーターには写真やアートが散りばめられ、観賞も楽しめます。

屋上から眺めるアントワープは中世の可愛らしい街並みが美しいです。

アントワープといえば、ムール貝をお忘れなく

ベルギー・港町・アントワープ…といえば、ムール貝・ビール・フライドポテトは欠かせません!!

その土地で名物を楽しむのも旅の楽しみのひとつ。

特にムール貝はタンパク質・脂質・炭水化物がバランスよく摂れるだけでなく、必須アミノ酸やビタミンB12や鉄分も豊富でヘルシーかつローカロリーメニューなのでおすすめです!

ムール片手につい手が伸びてしまうポテトの食べ過ぎとビールの飲み過ぎには要注意です。笑

ナチュラルコスメのセレクトショップで見るアントワープのトレンド

グルメを堪能したら、アントワープのナチュラルコスメのショップへ。

セレクトショップ fin du jour

開放的な店内に所狭しと並ぶのは、世界中からセレクトされた厳選ナチュラルコスメ。

ジェーンアイルデール

アメリカ発のジェーンアイルデールは人気アイテムだそうです。人にも環境にも優しいがコンセプトのブランドアイテムは、落ち着いたブラウンカラーベースのアイテムが使いやすそうでした。

マリーステラマリス

ベルギーのお隣、オランダ・アムステルダム発のライフスタイルブランド。

次世代に綺麗な水を届けるをコンセプトに始まったブランドですが、ボディケアアイテムも充実。中でもハンドローションは香りも爽やかで、ベタつかないサラッとした仕上がりでこれからの時期に活躍しそうです。

その他にもドイツ発の皮膚科医が開発したドクターバーバラシュトルムなど、ヨーロッパ発のナチュラルコスメたちがアントワープでもトレンドになっておりました。

一日観光でも十分に堪能できるアントワープ、いかがでしたでしょうか。

今回紹介したスポット以外にもモード博物館など魅力溢れるスポット満載です。特にモード好きの方にはぜひ足を運んで欲しいなと思う素敵な街でした!

あ、ベルギーといえばワッフルも有名です。帰りの電車に乗る前に、アントワープセントラル駅で購入できる出来立てアツアツの本場もっちりワッフルも必ず堪能してくださいね♪

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Minderbroedersrui 30, 2000 Antwerpen

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