2022.10.13
エコ先進国・フランスで浸透中!注目のキッチングッズ2選
FOOD HUGGERS embalvert L’embeillage
環境対策をはじめ、多くのエコ・フレンドリーな取り組みが推進されているフランス。
2040年までには使い捨てプラスチックゼロを目標に掲げている国なだけあって、身近なところからできるエコ活動にみんな敏感です。そして、いまフランス人の間で浸透しつつあるのがゼロプラスチックなアイテムたち。
代表的なものではエコバッグや繰り返し使える容器など…ありとあらゆる場面でゴミゼロなアイデア商品が開発されていますが、今回はキッチン周りに注目したゴミゼロの最新エコグッズを2つご紹介します。
フランス人も愛用中、アメリカ生まれのシリコン蓋
アメリカのFOOD HUGGERSというブランドから誕生した、あらゆるサイズに対応したシリコン蓋。繰り返し使えてラップ要らずの“Theエコ”なキッチンツールです。
フランスでも、便利なシリコン蓋を愛用している人が着実に増えており人気のアイテムです。
哺乳瓶と同様、人体に悪影響を及ぼすとされるBPAがフリーなので家族みんなが安心して使えるのも魅力です。
右)箱の裏には使い方も載っています
今回注文したこちらのツールには5種類のサイズが入っていました。使い方はとっても簡単で、果物や野菜の切り口を蓋にはめて押し込むだけ。
シリコン独特の匂いもなく、食べ物にケミカルな香りがつく心配もなしです。
トレンドはカラフルでおしゃれな蜜蝋ラップ
地球にやさしい脱プラアイテムとして、フランスでも注目を集めているのが蜜蝋ラップ。
●SMLサイズが入ったマルチタイプ 左:12€ (税込約1,680円)
●バゲット対応のXLサイズ 右:15.90€ (税込約2,226円)
蜜蝋が染み込んだ布地でできたおしゃれラップは、
・繰り返し使えて、ゴミゼロ
・カラフルでおしゃれ
・鮮度を保ってくれる
・抗菌&保湿効果あり
・自然由来素材で安心
と、いいことづくめの嬉しいキッチンツールです。
今回はフランス産蜜蝋ラップを2点購入してみました。
S,M,Lサイズが入ったこちらのアイテムは、動物や唐辛子のポップな柄が印象的なアイテム。
サイズ比較をするとこんな感じです! 早速、すぐに乾燥してしまうキムパに使ってみました。
さてさて、こちらはフランスらしいバゲットサイズに対応したXLサイズの蜜蝋ラップ。
こちらのブランドはパリと同じコミューンで製造されているローカルブランドのもの。
フルーツ柄がとってもチャーミングな巨大蜜蝋ラップ。
ちなみにどの蜜蝋ラップも使い方はとっても簡単な2STEP。
最初のベタベタした手触りが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、クシャクシャに丸めたら水で洗って乾かすだけで準備OK。
乾いたら手の熱で温めながらラップをしてあげれば、容器にピタッとくっついてくれます。
中性洗剤で洗ってもOK、何度も繰り返し使えます。ただし、高温には弱いのでうっかりレンジにかけないようご注意です!
右)翌日もしっとりとしたバゲットが楽しめます
蜜蝋ラップは保湿効果が非常に高いので、乾燥のしやすいパン類には特におすすめです。しっかり包んでおけば、次の日もしっとりとした食感のパンを味わえますよ。
料理するたびに使うプラスチックラップは消費量が多いですが、一人一人がアイデアツールをうまく取り入れていければ、環境にもどんどん良い影響を与えていけるのかもしれません。
フランスでは日本の高品質で便利なラップが手に入りづらいため、この蜜蝋ラップはとても重宝しています。
気になるキッチンアイテムはありましたか? 日本でも購入が可能なものがあるようなので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
元旅行会社勤務。結婚を機にパリに移住。パリのおいしいクロワッサン、ビル・アケム橋からのぞむ風景が大好きです。将来は大学院への進学、それと本場インドでヨガを学ぶのが夢。最先端のトレンドが集まる街・パリの最新オーガニックグルメや人気のカフェ、おみやげにぴったりなプチプラコスメをリアルタイムでお届けしていきます。
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