10年着続けたい服を。服の買い方を考える、アパレルの未来の形 | キレイノート

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LIFESTYLE

2022.06.27

10年着続けたい服を。服の買い方を考える、アパレルの未来の形

10YC(テンワイシー)

10 Years Clothing。「10年着続けたい」と思える服を届ける10YC。昨今問題になっているアパレル業界の大量廃棄、生産者たちの不当な労働や多くの無駄を問題視し生まれた、フェアトレードのアパレルブランドです。

「着る人も作る人も豊かに」という理念で、日本の町工場を大切にしながら、原価や制作過程も公開しクリーンに作られた未来のアパレルの形をご紹介します。

長いお付き合いをするなら、ラクで気張らない服を

左からM’s Tapered Chino PantsカラーNAVY / サイズ XL ¥11,570、Pocket Long-Sleeve Tee カラー Black / サイズ XL ¥7,553、Pullover Hoodie 021 (Basic color) カラー MILKTEA ¥15,711 / サイズ M、Gathered Maxi Skirt カラーBlack / サイズ M ¥9,994(いずれも税込)

こちらの4点を着てみました。

ウィメンズラインは今年の春スタート。このスカートがとても機能的で、女性の「めんどくさい」をすべてカバーしてくれます。

特殊なポリエステルを使用していて、すぐ乾きシワになりにくく、色褪せしにくい素材です。

ゆったりとしたシルエットで生地の分量は多いのですが、ランニングウェアのような軽さで足捌きもラクちん、着疲れしません。ウエストがゴムなのも◎。そして薄く軽やかでありながら耐久性もありそうな少しシャカシャカとした素材で、毛玉も全然できません。

1歳児の母である私は公園にもよく行きますし、娘にいつでもどこでも抱っこをせがまれます。汚れた手足、顔で服に身体をくっつけてくるのですが、このスカートだと汚れがつきにくく、汚れても軽く洗ったらすぐに落ちてすぐに乾くのがとても助かります。

パーカーは、ベーシックのミルクティーカラー。他にもグレー、ブラック、ネイビーと期間限定色もあります。特殊な編み機を使用して生地を編むことで、使えば使うほど魅力が増す風合いになるそう。よれにくく、ヘタレにくいリブ素材を使用した丈夫な作りで、シンプルですがまったくチープさがなく、おしゃれ上級者の着こなしができます。長く着られそうなスタンダードなデザインで、身体のラインにゆるく沿い、快適な着心地のシルエットになっています。

裾をめくるとチラッと見える10YCのロゴ。かわいいですね。

こちらはメンズ。Pocket Long-Sleeve Teeのブラックと、M’s Tapered Chino Pantsのネイビーです。

オーバーサイズでもピタピタでもないちょうど良いラインのデザインで、生地はほどよい厚みがあるのに、柔らかく着心地が良い。腕周りの可動域も窮屈さがなく快適とのことでした。ポケット付きの長袖クルーネックTシャツですが、生地感やデザインに清潔感と品があるのでスマートカジュアルな場面でも着ることができそう。

チノパンは、腰回りはゆったりしていて座っても締め付けがありません。伸縮性も良く、シュッとした見た目に対して意外なほど快適な履き心地です。

ウィメンズもメンズも、着心地や手入れがラクで、デイリーに使いたくなります。そして丈夫な作りと気張らないデザインが長くお付き合いできるなと思わせてくれました。

JANAIHOU、TSUGITASHI。長く大切に着れるサービス

10YCでは、生地の無駄を活かした商品や長く大切に着てもらうためのサービスがあります。

Kinchaku by Tee / JANAIHOU ¥1,350(税込)

Janaihouプロジェクト第一弾の商品「Kinchaku」。この「Kinchaku」は、Tシャツの「じゃない方」の生地を使用しています。服を作る過程で出る切れ端や余った生地を、何かに使えないかなあと考え、開始したプロジェクト。捨ててしまう生地を極力減らし活かす。素晴らしいですね。

こちらは外出時の娘のぬいぐるみ入れに。柔らかく伸びが良い生地なので、たくさんぬいぐるみを詰めてKinchakuを抱いて、気持ちの良い手触りに満足の様子でした。

TSUGITASHIというサービスでは、壊れたり傷んだりした箇所を修理をしてくれます。対象商品の傷んでしまった衿や袖口、裾のリブを新しいものに取り替えるリブ付け替えをするという画期的なサービスです。

ほかにも、「体型が変わってしまった」「飽きてしまった」という方向けの「THANKYOU BACK」という下取りサービスもあり、下取り価格のコードは次回購入時に使用できます。引き取った服は、リメイクされ、自社二次流通サイトにて再販売の予定とのこと。

サービスはほかにもいろいろ。長く着てほしいという想いと、ユーザーの声ひとつひとつを聞きながら、着る人と作る人のことをよく考えて真摯に向き合っているからこそ生まれたのだろうと思いました。

10年後を想像して。家族で着る10YC

この服を10年着ようと思うと体型維持のモチベーションにもなります。タイトな服ではないので、大きな変化でなければ大丈夫だとは思いますが、この服をキレイに着て10年後家族でまた写真を撮りたいです。10年後、娘は11歳。その時には、Kinchakuにぬいぐるみではなく、習い事の道具を入れているでしょうか。

そんなことを考えながら付き合う服やグッズは、大切にしたいな。

どんな服を選ぶか。その選択で、日本の町工場を守ったり、地球環境を考えたりが、できるかもしれません。ワンシーズンだけ着て捨てる。そんな服の買い方から、10年着る服を選ぶという買い方に変えたら、未来のアパレル業界は、携わる多くの人が幸せになっていけそうですよね。

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