2022.04.02
中心地から15分!セントーサ島・奥地の静かなリゾート「W シンガポール」
Wシンガポール セントーサコーヴ(W Singapore - Sentosa Cove)
シンガポールの高級リゾートアイランドとして知られる、セントーサ島の緑豊かな自然に囲まれた海岸沿いに位置する「Wシンガポール セントーサコーヴ(W Singapore – Sentosa Cove)」。
ホテルに足を踏み入れると、まずはゴージャスな濃い紅色の階段が!
蘭の花、孔雀(くじゃく)など、ローカルの要素に彩られた熱帯雨林の世界と、アンディ・ウォーホルをはじめとするポップアートの芸術家の作品が目に入ります。
遊び心あふれるW シンガポール セントーサコーヴの客室
W シンガポール セントーサコーヴは、7階建て、240室の都市型リゾートホテル。私が今回宿泊したのは「ファビュラスルーム プールビュー」という客室。自然をイメージしたディテールと都会的な雰囲気が融合されています。
プールと南シナ海を一望する広々としたキングサイズのベッドを備えた客室(40m²)で、専用バルコニーと、調節可能な4種類のムード照明が大きな魅力!
調度品もユニークで、枝をかたどったゴールドのドアノブ、蝶のペンダントライト、オーキッド柄のオーダーメイドのカーペット、花の抽象的なモチーフで彩られた壁など、手の込んだ装飾がムード照明でライトアップされます。
レインシャワーと独立したバスタブは、広々として湯量も十分。シンガポールではバスタブのない家に住んでいるので、久しぶりのバスタブに心から幸せを感じました(笑)。優雅なバスタイムは、ステイケーションの大きな楽しみでもありますね。
デスクやベッド周りにはコンセント、ベッドサイドには充電器などが充実。
テラスでもWi-Fiが入るので、都会の喧騒から逃れるワーケーション先としてもおすすめ。
バスローブは、薄手でやわらかく、バスタイムの後やプールサイドでくるまっていると心地よく過ごせました。
シンガポール最大級!24時間営業のプールで、輝く南シナ海を一望
シンガポール屈指の大きさ(1,338㎡)を誇るリゾート屋外プールエリア「WET®」は、宿泊者であれば24時間いつでも利用できます(2022年3月時は感染症対策の観点から、9時〜19時は人数制限ありの予約制)。宿泊者以外は、月〜木曜の7時~19時まで、1名45シンガポールドル (税・サ〜ビス料別)で利用可能です。
プールサイドの「WET®」バーでは、軽食や冷たいカクテルがオーダーできます。日光浴に必要なアメニティも、リクエストすると持ってきていただけるのだとか。
プールサイドにはパラソルのほか、iPad、iPod、ミストファンが備わった無料のプライベートカバナがあります。カバナは別料金が必要なホテルが多いので、良心的ですね。月〜木曜日までは宿泊者以外のゲストもカバナを利用可能(2時間・先着順)。ゆったりと南シナ海の景観を眺めながらリラックスできるはず。
日が暮れると、デッキは“W”らしいピンクやパープルを基調とした煌びやかな照明でライトアップ! プールサイドで憩う人々を魅了します。
夕食・朝食は開放的な雰囲気のオールデイダイニングで
オールデイダイニング「The Kitchen Table」では、各国料理のアレンジメニューやシャンパンブランチなどがいただけます。
1日目のディナーには、シグニチャーメニューのひとつである「W バーガー」をオーダー。現在は、テーブルにあるQRコードからメニューを読み込みます。和牛のパティーとチェダーチーズ、トマトやレタス、ベーコンがたっぷりサンドされた食べ応えのある1品!
もともと、このレストランはバラエティ豊かな朝食ビュッフェが有名ですが、最近は感染症対策の観点からビュッフェではなく、QRコードで読み込んだメニューから食べたいものをオーダーするスタイルに。それぞれ少なめのボリュームでサーブされるので、好きなだけ気になったメニューをオーダーできるのも嬉しいです。
メニュー数が多く迷ってしまったので、スタッフにおすすめメニューを尋ね、メインの卵料理にシンガポールらしい「チリ クラブ オムレツ」をチョイス。辛さを心配したところ「全然、辛くない」と言われましたが、実際は日本人の舌では十分辛いと言えるレベルでした(笑)。シンガポールではケチャップと同じくらいチリソースがメジャーで、辛さの感覚に違いが生まれがちですので、オーダー時には気をつけてくださいね。
本格的なステーキやシーフードを楽しみたいなら、薪焼きグリルが自慢のレストラン「Skirt」へ。また、カクテルが楽しめるバーラウンジ「WooBar」では、眼下にプールやガーデンの緑を眺めながらゆっくり寛げます。
もちろん、セントーサ島にあるユニバーサルスタジオ シンガポールやシーアクアリウムなどの観光スポットに出かけたり、ゴルフコースで海を眺めながらゴルフを楽しんだり、おこもりステイしたい場合は喧騒から逃れホテル内の「Away® Spa」やジム「FIT」でリフレッシュしたりと、思いのままに過ごせます。
シンガポール中心部から気軽に行ける、まさに“ファビュラス”なリゾート「W シンガポール セントーサコーヴ」で、都会にいながら非日常の滞在を満喫してはいかがでしょうか?
ビューティ・スパ&トラベルライター/Yuki Link Pte.Ltd.代表(シンガポール法人)大学卒業後、女性誌・書籍・ウェブなどで取材・執筆を行うほか、TV・ラジオ出演、美容イベントMC、美容セミナー・ライター講座の講師など、美&旅を軸に15年以上活動中。アメリカN.Yなどへの留学経験があり、コロナ禍前の数年間は毎月、飛行機・ホテル・観光などのトラベル取材で国内外を巡ってきたジェットセッター。“旅=美を磨くためのエッセンス”と捉え、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材も多く行う。■Coffret web:https://coffretweb.net/
■Instagram:@yukiishihara1112
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