2022.03.06
<心と体をととのえる>爽快!タイハーブサウナとタイ式マッサージ体験
タイ Nee Massage(ニーマッサージ)
今、日本で大ブームとなっているサウナ。
私はもともとサウナが得意ではなかったのですが、ここタイで、タイハーブを使ったサウナにチャレンジしたところ、すっかりはまってしまいました。その体験記のご紹介です。
ハーブサウナの香りに誘われて「ととのう」を初体験
タイハーブサウナは、タイマッサージショップで初めて体験しました。どのマッサージショップにでもサウナが設置されているわけではなく、ごく稀です。ましてタイハーブのサウナはあまり見かけることがありません。サウナにチャレンジしてみようと思ったきっかけは、香りでした。
腕のいいマッサージ師さんがいると評判を聞いてたずねたNee Massage(ニーマッサージ)。
オイルマッサージを受けていると、とてもいい匂いがしたので尋ねてみたところ、タイハーブマッサージの香りだと教えられ、次の時にサウナとマッサージをセットで受けてみることにしました。
店主のNeeさんが個人的に経営しているショップなので、完全予約制で貸切状態。ゆえにリラックス度100%のシチュエーションです。
マッサージルーム脇に設置しているサウナの中に10分入ったあと、シャワーを浴び(残念ながらここには水風呂がありません)、クーラーの効いた部屋でバスタオルを巻いて10分ほど寛ぎます。この時にいわゆる「ととのう」という状態になります。
自分の体からほのかに漂うタイハーブの香りに包まれ、心身ともに解き放たれ、心地の良いひとときを味わうことができる状態。初サウナにして、運良く「ととのう」を体感することができました。
マッサージ師も毎朝使用!タイハーブサウナのメリットとは
サウナに5〜10分入る→1分間水風呂に入る→外気浴を5〜10分行なう…
これを3回繰り返すことが最適。サウナには心と体のどちらもととのえる作用があり、タイハーブがその効果をさらに促進してくれるのだそうです。
店主のNeeさんも、マッサージ師という職業柄、心身の疲れを自覚することが多いようで、毎朝、タイハーブサウナで体をととのえてから、仕事に向かうことが日課。体はもちろん、精神的にも良い影響をもたらしているそうです。
ハーブの中身はターメリック、レモングラス、ベルガモット、ショウガなど10数種類のタイハーブを独自にアレンジブレンドしたもの。
びっくりしたのが、サウナの素。炊飯器の中にタイハーブが入っていました。どういう工夫をしているのかは秘密だそうですが、蒸気もたっぷりと出るため、炊飯器がベストなのだそうです。
サウナ+マッサージで極楽気分
サウナとマッサージ、どちらを先に受けたほうがいいのかという質問に対し、Neeさんは「サウナ→マッサージは健康のため、マッサージ→サウナは美容のため」と教えてくれました。サウナが先の場合は脂肪を分解する効力があり、マッサージが先の場合は解毒作用があり美肌効果があるからなのだとか。
炊飯器でタイハーブを焚くという、日本では考えられない仕組みには一時不安になったのですが、スチームもうまくコントロールされており、快適。おかげで今まで不得意だったサウナが大好きになりました。タイに来た際には、ぜひハーブサウナとマッサージで爽快感を味わってみてくださいね。
奈良県出身。現在、タイ南部クラビ在住。大学卒業後、大阪、東京で広告販促物のコピーライターとして勤務したのち、フリーランスに。電機メーカー、自動車メーカー、百貨店、ホテル、保険会社、銀行系の仕事に従事。その後、ふとしたきっかけで、カニ専門レストランオーナー兼ホール担当として15年間携わる。そしてタイへ移住。都会ではなく、風光明媚で自然豊かで、何度も旅で訪れたタイ南部クラビに惹かれ、移住先に選びました。タイには日本に紹介されていない「キレイ」にまつわることがたくさんあるので、ご紹介していきたいと思っています。よろしくお願いします。
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