2022.01.26
タイの京都といわれるチェンマイで北タイ独特の極上スパ体験!
タイ Cheeva Spa(チーバスパ)
15年以上の歴史を持つ「Cheeva Spa(チーバスパ)」へ
タイの京都といわれるチェンマイ。街のあちこちに自然があふれており、多くの優秀なスパがあることで有名です。5つ星ホテルの中に入っているスパも魅力的なのですが、今回は一軒家スパで癒やされたいという願望を叶えるため、チェンマイ市内のサンティタムという地域にある「Cheeva Spa」を体験してきました。
ここのスパを選んだのは、滞在先から近かったこと、特徴的な白壁が素敵だったこと、ハーブボールを体験したかったことという3つの理由があります。「なんだか良さそう」となかば直感的に、予約もせずに訪れました。
併設されているカフェで”映え写真”を撮るタイの若者たちを横目に奥へと進みます。すると、係の人が笑顔で迎えてくれ、丁寧にスパプランを説明してくれました。 オイルマッサージとハーブボールをしたい、と伝えると、パソコンの使用などで疲れた体をほぐす効果があると言われている「Office Syndrome Package」というメニューをすすめられました。
カラダの調子を整える「オイルマッサージ」
メニューが決まると使用するハーブオイルを選びます。オイルは全部で4種類。私は写真1番左の「Cheeva Spa」オリジナルブレンドのものを選びました。さわやかな柑橘系の香りが決め手でした。
最初にマッサージ師さんがお茶を用意してくれ、ライム入りの温水でキレイに足を洗ってくれます。それから中庭を通り、離れのようなマッサージルームへ。軽くシャワーを浴びた後、ベッドに寝転びます。
清潔感あふれる1人だけの空間、心地よい音楽、自ら選んだオイルの香りに包まれて、五感がフル活動。首や肩甲骨など、申し出ていないのに、まるで施してほしいところを分かっていたかのように念入りにマッサージしてくれます。強すぎず弱すぎず、なめらかな指と肘使いで、全身をマッサージ。あまりの心地よさに睡魔がやってきたのですが、もったいなくて頑張って起きていました。
8種類のハーブをブレンドした「ハーブボール」
試してみたかったハーブボールが始まったのは、オイルマッサージの後半。ターメリック、レモングラス、クミン、タマリンドなど8種類のハーブをブレンドしたものをスチーマーで温めて、体をそっと撫でたり、腰や首の付け根などに置いたりしながら、マッサージをしてくれます。
じんわりとあたためることで血行が良くなること、また、体の外側からハーブを浸透させるという効果があるようです。途中、少しハーブボールが熱くなり過ぎていた場面もありましたが、こちらの様子に気付き、すぐに調整してくれたのもいい思い出です。
スパとマッサージショップの違いについて
タイでは様々な場所でオイルマッサージを受けることができ、私は日常的に1ヶ月に2〜3回の割合でマッサージショップのオイルマッサージを受けています。スパは久しぶりに行ったのですが、その違いは何かと問われたら、「癒やされ度合い」だと思います。もちろん、価格も3~5倍ほど異なります。
体をほぐすだけならマッサージショップでも十分ですが、心も体も癒やされたいなら、タイでは断然スパがおすすめですよ。
奈良県出身。現在、タイ南部クラビ在住。大学卒業後、大阪、東京で広告販促物のコピーライターとして勤務したのち、フリーランスに。電機メーカー、自動車メーカー、百貨店、ホテル、保険会社、銀行系の仕事に従事。その後、ふとしたきっかけで、カニ専門レストランオーナー兼ホール担当として15年間携わる。そしてタイへ移住。都会ではなく、風光明媚で自然豊かで、何度も旅で訪れたタイ南部クラビに惹かれ、移住先に選びました。タイには日本に紹介されていない「キレイ」にまつわることがたくさんあるので、ご紹介していきたいと思っています。よろしくお願いします。
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