2021.12.03
タイ王室発ブランド「アバイブーベ」バタフライピーシャンプーが人気
タイ アバイブーベ
365日強い日差しを浴びるタイの女性は、ヘアケアとフェイシャルケアにとても力を入れています。今回は、タイ人にも在住日本人にも人気の高いタイ王室ブランド「アバイブーベ」のバタフライピーシャンプートリートメントを紹介します。
タイ王室ブランド「アバイブーベ」とは
「アバイブーベ」とは、タイ王室がタイ国民のために作った医療機関「チャオプラヤ・アバイブーベ国立病院」が生み出す製品のブランドです。設立されたのは100年前以上も前。その昔、まだタイに医療施設がなかった時代、タイに暮らす人々は、体調がすぐれないときにはお寺へ行き、マッサージを受けたり、ハーブを使った伝統医療を受けてきたそうです。
「アバイブーベ」の製品には、食品やサプリメントをはじめ、石鹸やシャンプーなど生活用品が数多く揃っています。これらの製品は「チャオプラヤ・アバイブーベ国立病院」に併設されている無化学肥料、無農薬農場で、徹底して品質管理され、栽培された高品質のオーガニックハーブを使用。その製品群には絶大な信頼が寄せられており、世界的にも有名です。
コシのある髪質を保つバタフライピー
今回ご紹介するシャンプーに使用されているバタフライフライピーは、熱帯地域に生息するマメのハーブです。澄んだ青色のお茶は、日本のカフェなどでも有名。タイではあちらこちらの空き地にバタフライピーの美しい紫色の花が咲いていたり、露店などで苗木が売られていたりします。ふたつほど花びらをつまみ、カップに入れて湯をそそぎ、気軽にハーブティーを飲むタイ人があちらこちらにいます。飲む場合の効果としては、冷え性や便秘、むくみ、花粉症対策、アンチエイジングにいいとされています。
ヘアケアとしてのバタフライピーは、白髪や抜け毛予防に、コシのある髪質を保つと評判です。「アバイブーベ」のバタフライシャンプー&トリートメントを使用している、美しい黒髪を持つタイ人女性にその秘訣を尋ねてみると、毎日洗髪しないことだと教えてくれました。365日暑いタイでも、2、3日に1回のみの洗髪なんだとか。そんなに少ない回数の洗髪でも耐えられる秘密は、「アバイブーベ」の使用感に隠されていたんです…!
なぜ人気? テクスチャーと使用感をご紹介
「アバイブーベ」のシャンプー&コンディショナーには、アロエ、ジンジャー、ボラペット(痛風の特効薬などに使われるハーブの一種)などいくつかの種類がありますが、断然バタフライピーが人気。筆者も毎日使用していますが、一番のお気に入りポイントは香りです。今まで嗅いだことのないような爽やかで甘すぎない香りで、シャンプーする度に心地よくなり、癒やされます。シャンプー、コンディショナーともに渋めの紫色ですが、泡立てると白くなります。
ノンシリコンのためシャンプーの使用後は少し髪がギシギシしますが、 頭皮の血行を良くする成分も含まれているため、 洗った後の頭皮はとてもスッキリ。秀逸なのがコンディショナーで、使用後、ベタつきのないしっとり感で、髪に潤いを与えてくれます。カラーが落ちにくくなったような気もします。
身近な場所で売られている「アバイブーベ」製品
バンコクやチェンマイなどの大都市では、「アバイブーベ」の専門店が、何カ所もあるため、そちらで購入可能。私の暮らすクラビという街は田舎なので、はじめのうちはタイのアマゾン「LAZADA(ラザダ)」で購入していました。が、その後スーパーで見かけて以来、そちらで買っています。
外資系ドラッグストアでも見かけました。タイの面白いところは、売られている場所でモノの価格が違ったり、すぐに変動すること。系列の同じスーパーでも価格が違うから不思議です。ある時、1週間で30バーツ(約100円)ほど値上がりしたこともありました。約100バーツ(約350円)というリーズナブルな価格が「アバイブーベ」製品の人気の秘訣です。
日本でも「アバイブーベ バタフライピー」で検索すると、ネット販売で手に入れることができます。タイ気分を味わいながら心地よくキレイになりたい方、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
奈良県出身。現在、タイ南部クラビ在住。大学卒業後、大阪、東京で広告販促物のコピーライターとして勤務したのち、フリーランスに。電機メーカー、自動車メーカー、百貨店、ホテル、保険会社、銀行系の仕事に従事。その後、ふとしたきっかけで、カニ専門レストランオーナー兼ホール担当として15年間携わる。そしてタイへ移住。都会ではなく、風光明媚で自然豊かで、何度も旅で訪れたタイ南部クラビに惹かれ、移住先に選びました。タイには日本に紹介されていない「キレイ」にまつわることがたくさんあるので、ご紹介していきたいと思っています。よろしくお願いします。
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