2021.10.25
お香と抹茶で心を穏やかに。マインドフルネスを実感
S.E.N(エス・イー・エヌ)
夕食を作りながら、甘えてくる子どもの相手をしたり、夫の質問に答えたり。スーパーマルチタスクをこなす毎日。
今、自分が何をしているのか、何をしたいのか分からなくなります。
そんな現代の人々へ、お香と抹茶で心を整えませんか?
今回は、「忙しない日々の中に、まるで句読点を打つような休息の時間をつくりたい」という想いから生まれた、私たちに癒やしを与えてくれるお香と抹茶をご紹介します。
12分、自分と向き合い見つめる時間を
今回ご紹介するお香と抹茶を手がけるS.E.Nの代表・各務太郎さん。もともと建築家である各務さんは「自分と向き合う時間と空間」という哲学のもと、数々の空間プロデュース事業を行なっています。その空間に何が必要か、それが分かる各務さんからすると、お香や抹茶も空間を作り上げるひとつの重要なツールなのでしょう。
こちらがお香3種。老舗メーカー日本香堂と共同開発した白檀・沈香・伽羅の香りです。
白檀を焚いてみました。甘く涼やかな香り。火をつけ、消し、くゆらせる。お香を焚く動作は、一連を丁寧に行います。その短い時間ですら、自分を大切にしているように感じさせてくれます。ここから12分、揺れる煙をぼーっと見つめ自分の内面と向き合う、それだけに集中してみると、心が不思議と穏やかになり、すっきりとしました。これがマインドフルネスなのでしょうか。
他の2つの香りですが、沈香はソフトでウッディな香り、伽羅は上品で華やかな香りでした。
マインドフルネスという言葉ですが、広く知られるようになったのはスティーブ・ジョブズがきっかけかと。そのルーツは彼が愛した禅にあるそう。禅とマインドフルネスは似ているようですが、大きく違うのは、マインドフルネスは、その効果が科学的に実証されはじめているという点かと思います。
マインドフルネスは、自分の状況を俯瞰してみて冷静になれる、そして自分に必要なことが分かり、結果としてストレス軽減の効果があるのです。
お香によってマインドフルネスを日常に取り入れられるのではないでしょうか。今、コロナ禍でストレスの多い私たちに必要な12分かもしれませんね。
抹茶でストレスを減らし、ポジティブに
続いては抹茶。1751年創業の老舗カネ七畠山製茶、京都宇治のおくみどり、やぶきた抹茶という高級な抹茶を使用。抹茶にはテアニンやアルギニンが多く含まれストレス軽減に効果に期待ができるそう。
ショコラフレーバーは、椀に唇をつける瞬間、ショコラの柔らかく甘い香りが。後から重厚で上品な苦味のある抹茶を味わえます。
ストロベリーフレーバーは、抹茶に甘酸っぱい香りが加わり爽やか。日常的に飲みたくなる味ですね。
ほかにも、マロン&アップル 、バニラ&マンゴーがあります。マイボトルに入れて持ち歩いたり、日替わりでフレーバーを変えて抹茶を生活に取り入れて楽しんでみても良いですね。毎日飲んで、ストレスが軽減すれば、ポジティブに日々を過ごせるのではないでしょうか。
抹茶を簡単スイーツに
こちらはバニラアイスに抹茶をかけただけ。簡単に抹茶を味わえ、スイーツタイムがグッとラグジュアリーに。
抹茶のパンナコッタも作ってみました。プリンのように卵を入れないので、色も濁らずストレートに抹茶の風味を楽しめます。
「今、私はお香を、抹茶を楽しんでいる」、そう思える時間が、自分の中を見つめさせてくれ、心、頭、身体をリフレッシュさせてくれます。S.E.Nのお香と抹茶で、マインドフルネスを実感してみてはいかがでしょうか。
フリーランス。旅行、アウトドア、マリンスポーツが大好きな二児の母です。今1番楽しいことは、子供の成長に合わせて、日本国内・海外を旅すること。宿泊レポや美容体験、フードの記事が得意です。ヘルシーでアクティブな記事をお届けしていきます!
◆Instagram:@ayano_nico1209
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