2025.11.22
全館リニューアル!那覇最大級のクラブラウンジ誕生。都会のリゾート「沖縄ハーバービューホテル」
那覇空港から車で約10分。国際通りへも徒歩圏内という絶好のロケーションに建つ「沖縄ハーバービューホテル」は、今年で開業50周年。この節目を機に館内の全フロアがリニューアルされ、クラシカルな佇まいはそのままに、随所に現代的なデザインと機能性を感じる“より快適なホテル”へと生まれ変わりました。

那覇の中心にありながら、ホテルのエントランスには大きなガジュマルが堂々と佇み、訪れる人を静かに迎えてくれます。こちらのガジュマルは樹齢200年だそうなので、開業から50年の歴史をずっと見守ってきた存在ですね。
ビジネスはもちろん、観光の拠点としても使いやすい落ち着いた雰囲気。そして滞在をより特別にしてくれるのが、那覇最大級のクラブラウンジや、ホテルオリジナルカクテルがいただけるロビーラウンジなど、多彩な館内施設です。今回はクラブルームに宿泊し、アップデートされたホテルの魅力をじっくり体験してきました。
上質ステイを叶えるクラブラウンジ

今回の滞在で特に印象的だったのが、クラブラウンジの進化。広々とした空間に、上品で落ち着いた照明が組み合わせられ、仕事にもリラックスにも使える居心地の良さが漂っています。

さらに嬉しいのが、提供メニューが時間帯ごとに変わること。チェックイン後はティータイム(14:00~16:00)を楽しむことができます。



この時間帯では、好きな具材を自由に組み合わせて、自分だけのサンドウィッチ作りを楽しみました。
他にも彩り豊かな野菜やハム、チーズなどのお酒に合う一品から、パティスリーのような本格スイーツまで並び、思わず迷ってしまうほどの充実ぶりです。

私はフルーツと生クリームを合わせて、デザート感覚のオープンサンドをつくってみました。どんな組み合わせにしようかなと考える時間そのものが楽しく、“体験型のティータイム”と言えるのは、このラウンジならではの魅力だと感じました。

17:00~20:00のディナータイムは、まさに“ここだけで沖縄を堪能できる”ほど内容が充実していました。
オリオンビールを片手に、定番の沖縄そばや、沖縄そばをアレンジしたナポリタン、さらに南国らしいフルーツまで。ローカル感とホテルらしい遊び心がほどよく混ざり合い、旅気分が一気に高まるラインナップでした。

20:00~24:00のナイトキャップの時間帯には、思わず心がほどけるようなスイーツがずらりと並びます。
そんな中でも、つい手が伸びてしまったのはローストビーフサンド。肉厚なビーフと粒マスタードの絶妙な組み合わせは、満腹でも思わず食べたくなる美味しさでした。

ドリンクの種類も豊富で、紅茶はシンガポールの人気ブランド TWG をセレクト。
さらにスパークリングワインや泡盛などのお酒も用意されており、旅の夜を静かに締めくくるのにぴったりのラインナップです。

7:00~10:00の朝食の時間は爽やかな日の光に癒やされながら、沖縄メニューをいただくことができました。
訪れるたびに時間帯に応じた違った味わいに出会えるのが楽しく、つい何度も足を運んでしまいました。
ホテルにいながら琉球の空気を感じる客室
今回宿泊したお部屋は「クラブエグゼクティブツイン」。

部屋前には、そっと灯る琉球ガラスの照明。透き通るようなガラスの輝きはとても涼やかで、通路にほんのりと清らかな空気をまとわせていました。

リニューアルで印象が大きく変わったのが客室デザインです。落ち着いた琉球藍が彩り、柔らかな照明と木の質感が心地よい空間を演出。
リビングスペースとバスルーム、トイレの間にはしっかりと扉が設けられていて、複数人での滞在でも安心。夜に誰かが用事で明かりをつけても、ベッドルームまで光が届きにくく、眠りを妨げることがありません。
動線も非常によく考えられており、滞在中ずっと快適。思わず“ここに暮らしたい”と思ってしまうほど心地よいお部屋でした。

バスルームやデスク周りも広々として使いやすく整えられ、ストレスを感じない作りになっています。

「BALMUDA(バルミューダ)」の電子レンジや冷凍冷蔵庫、ドラム式洗濯乾燥機などを備わっており、長期滞在でも快適な環境が揃っています。
「外に出かけるのが惜しくなるような快適さ」こそ、今回のリニューアルでさらに増した魅力なのだと感じました。
旅の余韻を深めるロビーバーと朝食
クラブラウンジ以外にも、滞在の質を上げてくれる場所が「ロビーラウンジ」。

クラシカルな雰囲気の中でいただくホテルオリジナルカクテルは、ここを訪れたらぜひ味わいたい一杯。
右側のグラスに注がれた50周年記念カクテル「リボーン」は、ホテルにとって特別な存在です。沖縄産クラフトジン「まさひろ オキナワジン」をベースに、ハイビスカスやオレンジ、ザクロを重ねた華やかな味わい。彩りも香りもトロピカルで爽やかで、節目の年にふさわしい“新しい門出”を感じさせるカクテルでした。
左側のグラスには、ホテル伝統カクテル「フローズンピーチ」。ウォッカにピーチやレモンジュースを合わせ、シャーベット状に仕上げられており、ゆっくりと溶けながら味わうことで、長い時間かけてそのフルーティーな香りと爽やかな味わいを楽しめる一杯でした。

朝食はラウンジとは別にあり、レストランでいただきました。ビュッフェスタイルで、和食・洋食に加え沖縄料理も選べる嬉しい内容。



定番メニューに加え、地元食材を活かした個性的な料理も豊富です。中でもゴーヤバーガーは、バンズにまでゴーヤを練り込んだ珍しい一品。
揚げたてのサーターアンダギーには、自分でトッピングを楽しめる工夫もあり、私は沖縄らしく月桃を生クリームとチョコで合わせてみました。ハーブのように爽やかな月桃の香りが加わることで、これまでに味わったことのない新鮮なサーターアンダギーに。食べるたびにワクワクする、旅ならではの朝食体験になりました。

リニューアルを経て、クラシックホテルらしい落ち着きと、現代の快適さを見事に融合させた沖縄ハーバービューホテル。国際通りが徒歩圏内という便利さを持ちながら、喧騒から少し離れた静けさも味わえる絶妙な立地も魅力です。来春には、プールもオープンしてさらに滞在が充実します。
那覇での旅をワンランク上のものにしてくれる、クラブラウンジや客室、ラウンジバーの充実したサービス。50周年の節目にふさわしい“那覇の歴史を刻むホテル”として、これからも多くの人の旅を支えていくのだろうと感じました。
■沖縄ハーバービューホテル
アクセス:〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎2丁目46
那覇空港より車で約10分。モノレールでは壺川駅、旭橋駅いずれかで下車、各徒歩約10分。
料金:大人2名1泊あたり 約9,500円~
公式サイト:https://oka-hvh.com/

フリーランス。旅行、アウトドア、マリンスポーツが大好きな二児の母です。今1番楽しいことは、子供の成長に合わせて、日本国内・海外を旅すること。宿泊レポや美容体験、フードの記事が得意です。ヘルシーでアクティブな記事をお届けしていきます!
◆Instagram:@ayano_nico1209
この著者の記事一覧へ



