美容と健康に嬉しいと話題のワイン オレンジワインとは
FOOD

2019.08.30

美容と健康に嬉しいと話題のワイン オレンジワインとは

いまヨーロッパを中心に世界中で話題を集めているオレンジワイン。

白ワイン、赤ワイン、ロゼワインに続く4つめのカテゴリーとして注目されているオレンジワインはなんとアンチエイジングにも最適?!

今回はそんなオレンジワインについてレポートします。

オレンジから造られているの?実は・・・

オレンジワインと聞けば、おそらくワイン通の方でなければ「オレンジから醸造されたワイン?」と一見想像される方が多いのではないでしょうか。私もそのように思ってました。

が、実はオレンジワインは白ワインの一種です(つまりオレンジは一切入っていません!)。

では、なぜオレンジワインというネーミングがついたのか?

その由来はワインの色にあります。

白ワインと赤ワインのいいとこ取り

褐色をおびたほのかに色づくオレンジ色、これがオレンジワインと言われる所以です。

先ほどもご紹介したように白ワインの仲間であるオレンジワインですが、では通常の白ワインとは何が異なるのでしょうか?

こちら、製造方法が大きく異なり、なんと赤ワインと同じ工程を経て造られているそうです。

つまり、材料は白ぶどう×製法は赤ぶどうが採用されたものがオレンジワインということになります。

さて、通常の白ワインは白ぶどうを収穫したのちに、すばやく圧搾して果汁のみを抽出します。

一方で赤ワインは、皮の色が濃い(黒い)ブドウを皮や種まるごと一緒に漬け込んで、渋みや色素などを抽出していきます。

オレンジワインも白ぶどうを房ごと長時間漬け込むので、白ぶどうの果皮の色素やエキスがしっかりと抽出されて、ネーミングのようなオレンジ色になるのです。

気になる!オレンジワインで期待できる美容効果とは?

房ごと漬け込んで造られるので、皮や種に含まれるポリフェノールやカテキン、タンニンなど美容と健康に嬉しい成分がたくさん抽出されます。

その結果、アンチエイジングや美肌、冷え対策などにうってつけの抗酸化力の強いワインになるそうです。

また白ぶどうにはミネラル作用やカリウムも多く含まれており、むくみ予防にも最適だとか。

あわせて有機酸(リンゴ酸など)も多く含まれているので、腸内環境も整えてくれる働きがあるそうです。

健康と美に嬉しいワイン、それがオレンジワインなんです!

話題の オレンジワインにトライ

さて、話題のオレンジワインを求め訪れたのは、パリ市庁舎近くにオープンして間もないここ♪

日本にも丸の内などに店舗を構えるイタリア食品・雑貨専門店EATALY(イータリー)

店内に早速潜入。ワインは地下にあるとのことで、エレベーターでおりていきます。

地下、地上階、2階の3階建。ワインコーナーの他にも、イタリア食材を楽しめるイートインコーナーやレストラン、バーなどが設けられています。

所狭しにワインが並べられています。

これは期待大!ということでスタッフに確認すると、人気のオレンジワインはこちらでいただけるとのこと。

その前にこちらの店舗で取り扱われているオレンジワインをご紹介いたします。

3段の棚にズラーっと並べられたオレンジワインのコーナー。

この日は15種類ほど取り揃えられておりました。

一番手頃なもので25€前後から手に入るそうです。

オレンジワインのノンシュガータイプ(27.8€/750ml)

特に女性を中心に人気を集めているのがノンシュガータイプ。ダイエット中にも気兼ねなく飲めますね♪

さて、同じ階にあるバーカウンターで早速オレンジワインを試してみます。

Orangeと紫色(太字)で書かれたカテゴリーがオレンジワイン。

人気の3種類が小・中・大の3サイズで用意されています。

悩んだ末、スタッフの方におすすめされたのが、こちら。

イタリアはDamijan Podversic(ダミアン・ ポドヴェルシッチ)による nekaj(ネカイ)というオレンジワインです( 750ml/42.80€/約5,020円)。

今回は中サイズ(14€)を頂いてみました。

2014年製造のnekaj(80ml/14€/約1,640円)

普段は手頃なワインばかり飲んでいる私ですが、口に含んだ瞬間に広がるアロマティックな香りがとても印象的なワインでした。

のどごしは白ワインのようにさっぱり、それでいて赤ワインの渋みと重みによる余韻をしっかり感じることができる一杯です。

ワイン通ではない素人でもとてもおいしいくいただきました♪

冷やしたグラスにオレンジワインを注いで・・・暑い日の一杯ついでに健康と美を手に入れてみてはいかがでしょうか。

ただし、飲み過ぎには十分気をつけてくださいね。笑

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