2020.12.31
日本で購入可能。フランス流「泥パック」でおうちデトックスケア
フランス CATTIER(カティエ)
定番美容法「アルジル」を日常に取り入れる
フランス人の美の秘訣「アルジル」。
日本では「クレイ」や「泥パック」の愛称で親しまれていますが、実はフランスでは最も親しまれている美容方法の一つ。若い女性からおばあちゃんまで、日常のスキンケアに取り入れているという人も多いのです。
日本でも手に入るCATTIER(カティエ)がおすすめ
美容効果はもちろん、やけどや吹き出物にまで効果があると言われているアルジル。
お値段は4€前後から手に入るのも魅力の一つです。
数あるメーカーの中でも有名なのはCATTIER(カティエ)。
日本にも上陸済みのCATTIER(カティエ)は、1968年にパリで誕生。創業者が妻の経営するナチュラルショップのお客さんのために、自宅でアルジルの塊をペースト状に加工・販売したのがきっかけなんだとか。
世界で最も厳しいと言われるエコサートと、コスメビオのダブル認証を受けている正真正銘のオーガニックコスメブランドなのにも関わらず、高純度アイテムがお手頃価格で手に入ると、本国でも大人気です。
水で溶かせばオールラウンドのかんたんパックに
さて、今回はCATTIER(カティエ)のアルジルアイテムをご紹介します。
まずは顔にも体にも万能に使える基本のアルジルパウダー。
フランス中南部で採取されたアルジルは、ミネラルや天然由来成分が豊富に含まれており、フランスの大地の恵みそのもの。アルジルの「吸着力」は表皮だけでなく、毛穴の奥に溜まった汚れや老廃物をしっかりと取り除き、肌細胞も活性化させてくれる魔法のパウダーです。
基本の使い方は、適量の水と混ぜるだけ。マヨネーズくらいの固さが目安です。
顔なら目の周りと唇を避けて厚めに塗ればOK。全身に使えるので、普段なかなかパックをしない手の甲や首・デコルテ周りにもおすすめ。
塗ったあとは約10分ほどパックしましょう。ポイントはパック中には完全に「乾かさない」こと。
アルジルは早い段階で乾くため、肌に必要な水分まで吸着してしまうことも。そのため、パック中の保湿はマストなのです。
おすすめはスプレータイプの化粧水をこまめに吹きかけること。あるいは、水と一緒に美容オイルをパウダーに混ぜるという方法も。
ちなみに洗浄効果が抜群なので、パック前の洗顔は不要です。
パック後はぬるま湯で優しく洗い流し、いつもの保湿クリームを塗って完成です!
バスタイムも手軽にデトックス
入浴剤として使えばクレイ風呂にも!
大さじ2杯ほどを入れたら、おうちのお風呂もスパに早変わり。
デトックスのほか、むくみ解消や疲労回復、内臓活性化、冷え性予防にも効果抜群で、入浴後2〜3日は体内浄化にも作用するんだとか。
体質によって効きすぎることもあるようなので、分量を少なめに足湯からチャレンジしても◎
肌タイプ別のフェイスパックも人気
フェイスパックも売れ筋アイテムの一つ。
ホワイトクレイ(すべての肌用)、ピンククレイ(敏感肌用)、イエロークレイ(乾燥肌用)とタイプ別に選べるのも魅力的。
清涼感のあるアロマティックな香り。
ピンククレイにはアロエベラエキスとシアバターが配合されており、肌の老廃物を優しく除去しながら、同時に鉄分とミネラルをしっかりと補給してくれます。
テクスチャーは少し固め。アルジルパウダー同様に、パック中は乾かさないようにするのがポイント。
以上、おうちで簡単にできるフランスの定番スキンケアについてでした。
日本でも購入が可能です。くすみ知らずの透明もっちり肌を、アルジルでぜひ手に入れてみてくださいね♪
元旅行会社勤務。結婚を機にパリに移住。パリのおいしいクロワッサン、ビル・アケム橋からのぞむ風景が大好きです。将来は大学院への進学、それと本場インドでヨガを学ぶのが夢。最先端のトレンドが集まる街・パリの最新オーガニックグルメや人気のカフェ、おみやげにぴったりなプチプラコスメをリアルタイムでお届けしていきます。
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