2021.07.06
低価格、高品質で人気爆発!
噂のAncci brushに迫る
Ancci brush(アンシブラシ)
指原莉乃さんなど数々の有名人も愛用している韓国生まれのメイクブラシ・Ancci brush(アンシブラシ)。その魅力に迫ります。
韓国発のAncci brushとは
Ancci brushは、韓国での路上販売からはじまりました。アンさんという方が道端で売っているメイクブラシがとても質が良いのに安いとSNSで話題になったことがきっかけで、Ancci brush(=“アン氏” ブラシ)という名前でソウルに店舗を構えるまでの人気に。
そしてその評判は日本にも伝播し、2020年、新大久保に上陸。早々に大阪に2店舗目をオープンするなど、勢いは衰えることを知りません。
爆発的な人気となった第一の理由は、なんといってもコスパの良さ。こだわって選ばれた天然毛・高級人工毛を使ったブラシの多くが、1,000〜3,000円という価格帯で購入できてしまうのです。
本当に違いがわかる、ANC 103R
ひとつひとつのブラシの用途が明確になっており、選びやすいこともAncci brushの魅力。その例として、私が特に感動したのがANC 103Rというチークブラシです。
Ancci brushでは、一言にチークブラシといっても複数の種類が用意されています。
一般的にチークは「プレストタイプ」(パウダーを圧縮して作られたもの)が多く販売されているのですが、一部「ベイクドタイプ」(パウダーを高温のオーブンで焼いて固められたもの)が存在します。
ベイクドタイプのチークはプレストタイプに比べて固く、通常のチークブラシでは発色しづらいため、チークの色を最大限に発揮するにはそれに合わせたブラシが必要なのです。
それがまさに、馬毛で作られたANC 103Rというブラシ。ベイクドタイプのチークが、見たままの色で綺麗に発色します。
上の写真は、ベイクドタイプのチークを、左は一般的なチークブラシ・右はANC 103Rで塗ったものです。同じメイクアイテムでも、ブラシ1つでここまで大きな差が出るのです。
愛される理由は店舗にも。新大久保店を訪問
今回、新大久保にある店舗にも伺いました。
1歩足を踏み入れば、可愛いインテリアや装飾の中に、所狭しとブラシが並ぶAncci brushの世界。ブラシは公式サイトから通販で購入することも可能ですが、雰囲気を楽しみに何度でも訪れたいと思うお店づくりがされています。
また、実際にブラシの使い方をレクチャーしてもらうことも可能で、ドレッサーにはその際に使われるコスメがずらり。レクチャーを受ければ、ブラシを使って様々なメイクを楽しむ方法を具体的にイメージすることができます。
また、店舗限定で購入可能なメイクブラシもあるため、訪れる機会があればぜひチェックしてみてくださいね。
Ancci brushを初めて使う方におすすめしたいのは、写真中央のEbony 10というファンデーションブラシです。ブランド内でも1番人気というこのブラシは高級な人工毛で、柔らかく優しい肌あたり。毛の密度が高く、ブラシ跡を残さずファンデーションを均一に伸ばすことができます。
韓国コスメの代表的なアイテムとも言えるクッションファンデーションも、このブラシを使うことで厚塗り感なくより一層きれいに仕上がります。Ancci brushを使えば、使い慣れた手持ちコスメの新しい魅力に気づくことができるかも。機会があれば、お店にもぜひ足を運んでみてくださいね。
コスメコンシェルジュ資格保有。海外コスメが大好きで、韓国コスメを中心にコレクションしています。海外旅行も大好き!韓国にもよくひとり旅をしに行きます。一人でも多くの方に運命の化粧品・美容アイテムとの出会いをお届けできるよう、パーソナルカラーや顔タイプなどの知識を生かした記事を書いてきたいです。
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